異世界13 ページ14
討伐依頼しようにも武器無し、丸腰では話にならない…
というわけでギルドを出た私達は武器屋へ向かっていた
冬夜「というか、罪歌は武器持ってたんじゃなかった？」
罪歌「貸してほしいのか？」
冬夜「いや、そうじゃないけど…
罪歌の場合はお金浮くんじゃないかな〜って」
罪歌「私の場合はどんな武器があるのか知りたいんだ。
様々な武器を知っておいて損はないからな。
同じ部類の武器でも素材や形状が違ったり、
使い手や担い手によって扱う武器が違うから興味深いんだ」
リンゼ「それって、同じ武器を持つ人でも同じなんですか？」
罪歌「ああ。戦術・戦略・戦法のどれか一つ違うだけでも、
「そういう戦い方があるのか」と、勉強になるんだよ」
リンゼ「成程…」
エルゼ「罪歌って戦い慣れしてるの？」
罪歌「それなりにな」
冬夜「あれは「それなり」って強さじゃないだろ？；」
罪歌「私より強い存在はいくらでも居るんだぞ？」
冬夜「それでも謙遜しすぎ；」
罪歌「そうでもないと思うが…」
エルゼ「どのくらい強いの？」
冬夜「補助とかなしでの身体能力は……
建物の五階から飛び降りることが出来て、
大きさ次第では殴る・蹴るどっちでも岩を砕けるかな」←
エルゼ「なによその羨ましい強さは！？」
リンゼ「凄いです！」
罪歌「鍛えた成果とは言え、制御が大変な部分もあるけどな」
冬夜「日頃から制御してても、体調崩したりすると加減出来ないよね」
罪歌「ああ…もっと制御訓練しなければ…」
エルゼ「倒れる程の無茶とか、抑えすぎてもっと加減出来ないとかは
気を付けなさいよ？」
リンゼ「心配になりますから…」
罪歌「心配ありがとう(微笑」
エルゼ・リンゼ「！//////」
冬夜(あ、罪歌ってばまた落とした)
罪歌「二人共、顔が赤いぞ？
冬夜は拗ねた顔してるし…」
エルゼ「ハッ)な、何でもないわ！//////(ニコッ」
リンゼ「ギルドの依頼をこなせるか緊張してるだけだと思います！//////」
罪歌「そうか……何かあったら言うんだぞ？」
リンゼ「はい！//////(ニコッ」
エルゼ「分かったわ！///////(ニコッ」
冬夜「………(ムスッ」
罪歌「……ヤキモチは妬くんだな(クスッ」
冬夜「悪いの？///(フイッ」
罪歌「いや？むしろ嬉しいぞ？
普段はカッコイイのに、ヤキモチ妬くと可愛いなんてな♪」
冬夜「むぅ…/////」
可愛い顔を見せられると甘やかしたくなるな♪
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作者名：神城イサナ | 作成日時：2018年12月21日 23時
