マスター6 ページ7
?「一体どうなっているの!?」
罪歌「!女性…?」
マシュ「!所長!」
所長……ということは、彼女がオルガマリー・アニムスフィアさんか…
若い人なんですね……
それ相応……いえ、それ以上の苦労をしてきたはず…
きっと、その分の努力も積み重ねながら…
けど、何かおかしい…
この人……生きているのに生きていない…
どういう事です?
オルガマリー「!マシュ!無事だったのね!」
マシュ「マスターに助けて頂きました。
ですが、その直後にレイシフトしてしまい…」
オルガマリー「そう……
ところで、その小さな少女がマスターなの?」
マシュ「はい。例のマスター候補の方です」
罪歌「七宮罪歌です(ペコッ」
オルガマリー「こんなに小さかったのね…
マシュのマスターになったからには、特異点を解決してもらうわよ?」
罪歌「あの…マシュはサーヴァントではない筈では?
それに、マシュのこの姿は一体…?」
オルガマリー「彼女はシールダーのデミ・サーヴァントになったのよ。
今のマシュはサーヴァント化した存在ね」
罪歌「デミ・サーヴァント?」
オルガマリー「サーヴァントの一種よ。
貴女はサーヴァントとなったマシュのマスターとして、
契約が成立したの」
罪歌「マシュと契約……!
右手の甲にあるこれが、令呪ですか?」
オルガマリー「そうよ。詳しい話は帰ってからするとしましょ。
今は特異点を修正しないといけないわ」
罪歌「分かりました。
マシュ、防御は任せました」
マシュ「はい、マスター」
フォウを降ろして、マシュや所長と特異点の大元でありそうな場所へ
歩いて行く
罪歌「………」
人理焼却が完了してしまったこの世界を基点にして、
他の時空の今ある世界が人理焼却されてしまった…
神々によって人理修正が行われているけれど、
あらゆる時空の人理修正ということは、神々だけで足りるとは思えない
だからといって、私の力で人理修正をしようものなら、
今ある世界と基点となる他の時空に、
とてつもない影響が出るかもしれない…
力の残滓を誰かが見つけてそれを利用し、
結果的に特異点が生まれるループだ
罪歌「…!(バッ」
オルガマリー「?どうしたの?」
罪歌「サーヴァントです。
敵陣の、ですけどね…」
マシュ「3騎のサーヴァントを確認しました(構える」
さて、所長を守りながら戦闘…
上手く行けば良いのですがね…
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作者名:神城イサナ | 作成日時:2018年12月19日 5時