マスター25 ページ26
ロマニ「？まるで他人事みたいな…」
罪歌「私もこれは聞いただけですからね。
神々や世界、悪魔や天使、妖怪や精霊、
神話や伝説の生き物や自然、星などに愛される存在が私だそうです」
マシュ「『世界』にも愛されるんですか！？」
ロマニ「一体キミは何者なんだい！？」
罪歌「“異端者”ですってば；
ですが、今回はあらゆる世界で誤算が起きたでしょうね…」
ロマニ「誤算？」
罪歌「さっき、私が愛される存在の中に悪魔がありましたよね？」
ロマニ「あぁ…けど、それが一体…？」
罪歌「レフ・ライノール・フラウロス…
あの悪魔は、私を知っていながら戦う事を決めた…
何度かこういう事はあったそうですが、
それは私の仲間にとっての離反になるそうです」
ロマニ「離反だって？
仲間でもキミは人間なのに離反として見られるのかい？」
罪歌「そのようですね(ナデナデ」
マシュ「一体どういう…」
罪歌「私も一度疑問に思って聞いたことありますよ。
ですが「人間でありながら選ばれた“異端者”だから」と言われました」
マシュ「選ばれた異端者…」
罪歌「なので、私がただの人間ではない事が分かったのです。
別に私自身、どうこうするつもりはありませんけどね」
マシュ「では、神性持ちのサーヴァントや神霊を
召喚出来るのではないですか？」
罪歌「あ、それは無理だと思います」
マシュ「？何故ですか？」
罪歌「縁を結んでないのですよ。
私はこの世界での縁を結んでいないのです」
マシュ「では、縁を結べば呼べるかもしれないということですか？」
罪歌「サーヴァントは、ですね」
ロマニ「ううむ……謎が分かったり増えたりだなぁ…」
罪歌「私を知っているサーヴァントが居るので、
その方に聞いては如何でしょうか？
まぁ、謎が分かるか分からないかは不明ですけど…」
ロマニ「そうだね。英霊召喚をしようか」
罪歌「了解です。マシュも来てくれますか？」
マシュ「あ、はい！勿論です！(ニコッ」
フォウ「フォウフォーウ！」
罪歌「フォウも行きましょうか(微笑＋ギュッ」
フォウ「フォーウ♪」
マシュ「今だけ……今だけフォウさんみたいな小動物に…」
ロマニ「無理を言っちゃ駄目だよ…
というか急にどうしたんだい？；」
マシュ「いえ、フォウさんが羨ましくて…」
ロマニ「ほうほう(成程ね〜♪)」
召喚部屋に向かいました
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作者名：神城イサナ | 作成日時：2018年12月19日 5時
