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白と黒11 ページ12

なんとか夜明けに起床し、兄様達を起こさないように起きて、
炊事担当を呼ぶことにしました

サクヒ「流石にあの三人は忙しいですよねぇ…
  お願い出来ますかね……セイバー」

シュンッ

紅閻魔「セイバー、参上ちまちた。
  会いたかったでち、ご主人(ニコッ」

サクヒ「お久しぶりです、紅閻魔(微笑
  申し訳ないのですが……」

紅閻魔「朝食は任せるでち!
  食材に何があるか教えてくれるでちか?」

サクヒ「了解です。一通りは揃っていますよ。
  昨日の7人がたくさん買ってくれましたからね」

紅閻魔「了解でち。
  あ、これを渡すのを忘れるところだったでち(スッ」

サクヒ「……これは?」

紅閻魔「ご主人のお金でち。
  一見空の財布でちが、望んだ額の3倍が財布に送られるでち」

サクヒ「私、そんなにお金持ってない筈……」

だって、貯金出来る生活環境ではなかったのに……

紅閻魔「マーリン曰く「存在の在り様で出てきた」との事でちた」

サクヒ「存在の在り様……まさか!?」

紅閻魔「そういう事でち(コクッ」

サクヒ「……有難いから使わせてもらいますか(クスッ
  とても助かりますからね♪」

紅閻魔「そうでちね♪」

サクヒ「ふふっ♪あ、一つ希望していいですか?」

紅閻魔「なんでちか?」

サクヒ「玉子焼き…食べたいです/////」

紅閻魔「分かったでち!
  張り切って作るでち♪」

サクヒ「兄様達の所に居ますね」

紅閻魔「完成したら呼びに行くでち♪」

サクヒ「お願いします(微笑」

ガラッ スタスタ

サクヒ「……あ、なんか不機嫌オーラが…;」

ゆっくり襖を開けてみると……

ギルガメッシュ(弓・術)「………」←不機嫌オーラMAX

怖い……あの状態の兄様達の相手は怖すぎます;
何度か経験しているので分かってるんですよ;
その何度かというのは知らない内になんですけどね!;

サクヒ「あの……怒ってますよね…?;」

ギルガメッシュ(術)「分かっているなら早く来い」

サクヒ「はい…;」

スタスタ グイッ ギュッ

サクヒ「朝食頼まなきゃいけなかったんですから、
  居なくても仕方ないでしょうに…;」

ギルガメッシュ(弓)「起きたら突然いなくなっている故に落ち着かん」

サクヒ「かつてもそうでしたね…懐かしいものです(クスッ」

ギルガメッシュ(弓)「懐かしがっている場合か?」

サクヒ「え?」

懐かしいから懐かしく思い出していたのに…

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設定タグ:文豪ストレイドッグス , Fate/GrandOrder , 愛され   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:神城イサナ | 作成日時:2019年1月22日 6時

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