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運命10 ページ11

陽月「なら、第三の選択肢として……
  母の提案だった武装探偵社とポートマフィアを
  掛け持ちするのは如何ですか?」

エリス「!それで良いの?」

陽月「せっかくの縁を切りたくないからね(微笑+なでなで」

エリス「ヒヅキ……」

陽月「如何ですか?」

福沢「……森医師はどうする?」

鴎外「陽月ちゃんが望む選択なら構わないよ。
  福沢殿はどうするんだい?」

福沢「同じ意見だ」

鴎外「なら、決まりだね。
  陽月ちゃん、これからよろしくね(微笑+なでなで」

陽月「!はい!」

紅葉「じゃが、人を殺す事になるぞ?」

陽月「構いませんよ。
  何故か人を殺す事に不安も恐怖もないんです。
  むしろ……」

紅葉「むしろ?」

陽月「善良な人間を殺すのは嫌というのは事実ですが、
  悪人が殺す対象となると殺戮をしてみたいと考えてしまうんです…
  何故でしょうか…?」

乱歩「陽月……」

陽月「駄目な考えなのは分かっているのですが、
  何故か狂った考えが浮かんで…」

乱歩「そっか……
  苦しくなったら、相談してね?(微笑」

陽月「はい……」

紅葉「ならば、私の補佐に欲しいのじゃが?」

鴎外「そのつもりだよ。
  陽月ちゃんには、紅葉君の補佐をしてもらうよ」

陽月「分かりました」

鴎外「あと、杞紗から条件が付けられているから説明しておくね」

陽月「条件?」

森さんから聞いた話では、お母さんが所属条件を付けたらしい
といっても、私への規制じゃなくて私へのメリットだったけど…

……そんな条件を飲んで良いのか…
特にポートマフィアは;

まぁ、有難いから私も受け入れるけど

福沢「先に私の所に来てもらうが、構わぬか?」

陽月「分かりました」

鴎外「こちらに来る場合は連絡してね。
  あ、これは陽月ちゃんのスマホだよ」

陽月「ありがとうございます……スマホまで貰っちゃって…」

エリス「杞紗さんとの約束だし、私達が好きでやってるんだもの♪」

紅葉「陽月には甘えてほしいからの♪」

陽月「なんだか記憶がない事をいい事に甘えてる気分です…(苦笑」

乱歩「それでも良いんだよ!
  陽月は甘えすぎなくらいが丁度良いんだから!
  ほら、探偵社に行くよ!(グイグイ」

陽月「分かりましたから、引っ張らないで下さいね(苦笑
  では、また次回(微笑+ペコッ」

福沢「失礼する」

私達は森さん達と別れて武装探偵社に向かった

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作者名:神城イサナ | 作成日時:2018年12月2日 17時

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