対の存在8 ページ10
時間は経って任務を全て完遂した
報告書は執務室で3件とも書いた
提出した頃には既に14時30分になっていた
急いで行かないとな…
拠点を出て、武装探偵社へ走って向かった
出入口に到着して息を整える
白夜「さて、出来れば福沢さんが出てくれよ…?」
福沢さんに電話を入れた…が
白夜「…出ない?
なんで………あ」
そういえば、この時間帯って猫の溜まり場に居るんだっけ?
なんか10年前聞いた気がする…
俺が正式にポートマフィアに所属してからは、
全然福沢さん達と(治はポートマフィアで世話になった)
会うことなくて忘れてたぜ…
組合との抗争の時は、アゲハのことを守れって言われて
許可が出るまで塔に居たし…
白夜「仕方ない…
探偵社の電話番号は登録してるし、
ランダムになるけど…出来れば知り合いが出てくれ」
これで知り合いじゃなかったら絶対警戒されるからな…(遠い目
とりあえず、連絡を入れてみることにした
プルルルル
?【はい、もしもし】
…やっぱり知らん人が出たか…
白夜「あ、えっと…武装探偵社の番号で合ってますか?」
?【はい、そうです。
どちら様でしょうか?】
白夜「月城という者なんですが…
太宰さんか乱歩さんか鏡花の誰か居ませんか?」
?【少々お待ちください】
電話に三人の誰かが出てくれるのを待っていたんだが、
中々出る気配がなく会話が聞こえるのみ…
で、結果的に
?【さっさと起きんかー!!】
ドゴーン!
白夜(誰がシバかれたんだろう…)
?【いてて…もしもし?】
白夜「あ、やっと出たのか…
久しぶりだな、治」
太宰【おや?白夜じゃないか。
君から連絡なんて久しぶりだね】
白夜「悪いが、その場に居る社員さん達に警戒しないよう
言ってくれないか?
今出入り口に居るんだが、話がある。
本当は福沢さんも交えて話があるんだが…
猫の溜まり場に居るだろうから、
しばらく探偵社に居ないだろうし…
乱歩さんが居るなら心強くそっちで話せるんだが…」
太宰【じゃあおいでよ。
国木田君達には言っておくからさ♪】
白夜「頼んだ…じゃあ今から行くから」
太宰【はーい♪】
電話を切って、探偵社に入り仕事部屋らしき所に入った
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作者名:ホマレ | 作成日時:2018年9月6日 20時