アマイマスクが妹のように可愛がっている少女が、忍者に狙われている【ワンパンマン】 (ページ3)

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少女2 ページ3

コノハ「ですから、私は行かないといけないんです。
　あ、伝言お願いしたいのですが、
　「イケメンキャッスル前に明日の午後13時に居る」
　とコノハからだとアマイ兄様に伝えて下さい。
　相手が憶えていなければ聞き流してくれて良いとね」

「え？アマイ、兄様…？」

コノハ「では、失礼します(シュッ」

「あ、ちょっと！
　…何者なんだ、あの子？」

アマイマスクside

アマイマスク「………」

僕はドラマの仕事が終わり、楽屋で休憩していた

アマイマスク「コノハ…」

大切なコノハの名前を呟いてみる
当然返事なんか来るわけがない
分かってるさ……分かってるのに…
妹のように可愛がってたコノハがいないと寂しいな…

コンコン

アマイマスク「？どうぞ」

ガチャ

「失礼します」

アマイマスク「君はたしか、監督に小道具の買い物を頼まれてた
　スタッフだよね？」

「は、はい…怪人に襲われて避難用シェルターにしばらく避難してました…
　あ、でも！買い直したんで大丈夫です！」

アマイマスク「そう…で、何か用かな？」

「実は、女の子が怪人を倒して助けてくれたんです。
　一緒に避難しようとしたら、他に怪人が出現してないか見回るって言って
　伝言だけ預かって何処かへ消えちゃいました…」

アマイマスク「女の子？」

「伝言は「イケメンキャッスル前に明日の午後13時に居る」
　と伝えてくれと…アマイマスクさんのことなのか、
　その子はアマイ兄様と呼んでました」

アマイマスク「！？」

アマイ兄様……そう呼ぶ人間は一人しかいない
僕が可愛がっていた妹のあの子しか…

アマイマスク「その子の名前は！？」

「え？た、多分本人だと思うんですけど…
　コノハからアマイマスクさんに伝えてくれ、と…」

アマイマスク「！(やっぱりコノハか！)」

「お知り合いなんですか…？」

アマイマスク「ああ……帰って来たんだ…
　あの子が……ずっと…ずっと待ってたんだ…！」

今の僕の顔がどういう状態かなんて知らない
だって今は、コノハが帰って来てくれたのが嬉しいんだから！

アマイマスク「その子、桜色の髪に赤色の目の女の子だよね？」

「あ、はい！」

アマイマスク「分かった。じゃ、僕は次の仕事があるから」

僕は一度冷静になって嬉しさを抑えた
仕事に私情を挟むのは良くないからね

明日…待ってるからね……
僕の大切な妹……コノハ

アマイマスクside終