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兄妹3 ページ4

ガチャ

太宰「たっだいま〜♪」

?「あ、太宰さ、ん!?」

?「おい、太宰……その子供は…?」

太宰「連れて来た♪」

?「太宰さんがロリコンに!?」

太宰「違うよ?」

久遠「保護されただけですよ」

?「保護?」

太宰「この子は虐待を受けてるらしくてね。
  しかも、戦闘特化の異能持ちだ」

?「こんな小さな子が…」

久遠「えっと…月影久遠です…」

?「僕は中島敦だよ。
  よろしくね(ニコッ」

?「俺は国木田独歩だ」

?「ボクは谷崎潤一郎。
  よろしくね(ニコッ」

?「妹のナオミですわ♪」

?「泉鏡花、よろしく」

久遠「よろしくお願いします(ペコッ」

太宰「さて、私は社長に入社試験を頼んで来るよ♪」

国木田「こいつを社員にするのか!?」

太宰「だって、戦闘特化の異能持ちなんだよ?
  危ないでしょ?」

国木田「それはそうだが…」

久遠「……あの…私、帰った方が良いですか?」

鏡花・ナオミ「駄目/ですわ!」

ギュッ

久遠「!」

ナオミ「国木田さん!貴方はこんなに小さく愛らしい少女を
  見殺しにするおつもりですか!?」

鏡花「虐待は駄目!」

国木田「ぅ……分かった。
  久遠、社員になれ」

久遠「………(コクッ」

気に食わないのでしょうかねぇ…
私みたいな子供が働く事が…

太宰「久遠ちゃん。別に国木田君は気に食わないわけじゃないよ?
  子供の面倒の看方が分からないだけ〜♪」

国木田「シバくぞ太宰!」

太宰「きゃ〜♪」

ガチャ パタン

久遠「……一つ聞きたいのですが…」

潤一郎「何々?なんでも聞いてね」

久遠「太宰さんは、綺麗な女性なら子供でも良いのですか?」

敦「……それは、どういう意味で?」

久遠「心中に誘われたので…」

敦・潤一郎(やっぱり…;)

国木田「太宰、やっぱりシバく(怒
  良いか?あいつに心中に誘われても無視していろ。
  それが駄目なら武力行使だ」

久遠「分かりました」

ナオミ「久遠ちゃん可愛いですわ〜♪(ギュー」

鏡花「私より小さい///(なでなで」

久遠「ナオミさんは綺麗で、鏡花さんは可愛いのです(微笑」

鏡花「!ありがとう///(微笑」

ナオミ「なんて良い子なのでしょう!(ギュー」

潤一郎「ナオミ、久遠ちゃん苦しんじゃうよ?」

ナオミ「あ、ごめんなさい!」

久遠「いえ、大丈夫です。
  あのくらいなら、全然耐えるにも足りません」

敦(それって、全然余裕って事?)

ガチャ

太宰さんが戻ってきました

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作者名:神城イサナ | 作成日時:2018年10月28日 18時

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