検索窓
今日:5 hit、昨日:2 hit、合計:1,155 hit

転生者・異世界・王権者7 ページ9

熾月「貴方の持つ「赤の王」の力は、ただ壊すだけじゃない。
  その炎は自分次第で、守るべき力にもなるんですよ?(微笑」

尊/草薙「!」

熾月「――それでは、また会いに来ますね(お辞儀」

カランカラン

バーHOMRAを出て、ダッシュでセプター4の屯所に向かった

セプター4の室長は、第四王権者「青の王」宗像礼司

「青の王」は「秩序」の象徴

「赤の王」は「暴力」の象徴

熾月(…クラン同士が居合わせて睨み合い、結果的にドンパチする筈だな)

王同士は完全に不仲ではなく、
互いに認めている面のある友人らしいけど…

とりあえず、周防尊はなんとかなった

あとは宗像礼司だ

……周防尊や宗像礼司に直接の恨みはないが、
あの二人の要素は傷口を抉られる感覚がある

周防尊は――北欧神話に登場する「炎の巨人王スルト」

宗像礼司は――我が怨敵。我が憎悪。我が運命。「ゲーティア」
力による暴走を止め、共に在る同士を集める意味では“彼”か

熾月(別人――別存在だと理解してるのに……)

…いや、姿まで重なって見えないだけマシだろう

彼らと戦った私自身が、あの世界での出来事を「否定」してはならない

結末はどうであれ、『私』が心に刻んだ出来事なのだから―――

セプター4の屯所が見えてきたが、入っていきなり警戒されたくないな…

そりゃ、力を隠してたことや強さ的には警戒したくなるだろうけど…
【力の強さ=危険視】って法則は全部該当するようなものなのに…

……まぁいいか

松に頼んでいた屯所内のマップを送ってもらい、指示通りに歩いていく

熾月「…この場で呼んだら混乱させてしまうか」

仕方ない……覚悟を決めよう

ガチャッ

秋山「…!熾月……」

熾月「どーも。挨拶が終わったからこっちに来た(ペコッ」

秋山「そうか……」

…何度も経験してるせいか、感覚が麻痺してマズいかもな

熾月「…その様子だと倒れそうだが、どうするんだ?」

弁財「……一緒に聞こう」

秋山「さっき決断したんだけどな(苦笑」

熾月「…頼むから無理しないでくれよ?
  看病くらいなら出来るけどさ…」

秋山「アハハww久々に看病されたくはあるな(笑」

熾月「安心しろ。無茶してると分かった瞬間、氷水を叩きつけてやる」←

弁財「風邪引かせてどうするんだ…;」

熾月「あなた方の性格を把握してこそです。
  それはともかく、セプター4のNo.3さんはどうします?」

伏見「…行くしかねぇだろ」

…だらけたハイドみたいだな

転生者・異世界・王権者8→←転生者・異世界・王権者6



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
5人がお気に入り
設定タグ:K(アニメ) , クロスオーバー , 愛され/禁断あり   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:テナ | 作成日時:2019年12月6日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。