転生者・異世界・王権者6 ページ8
アンナ「――その時は、此処に来てほしい」
熾月「…え?」
アンナ「ヒモリやユウジロウのことで辛くなったら、
此処で一緒に過ごしたい」
熾月「アンナ……しかし、
私は危険な上にセプター4に所属する人の妹だぞ?」
アンナ「関係ない。お姉ちゃんと居たいから」
即答ですか……
でも、お姉ちゃんか……
熾月「毎回は無理だが、そっちがいいなら行かせてもらうよ(微笑」
アンナ「ミコト、いい?(キラキラ」
尊「…ああ」
アンナ「!ありがとう…!(ニコッ」
多々良(アンナが凄く嬉しそう♪)
草薙(ネコちゃんは姉妹というより友達な光景やからなぁ…
姉が出来て喜んどるわ)
熾月「妹が出来るとは思わなかった…(ギュッ」
千歳「照れ隠しになってないよ?www」
熾月「照れてないです…///」
出羽「顔が赤いぞ?(クスッ」
熾月「気のせいです。笑ってんじゃねーです/////(プイッ」
現世で仲良くなった女の子は、
アンナが初めてだから仕方ないんだ
しかし……
アンナ「お姉ちゃんが出来た(ウリウリ」
熾月「可愛い妹が出来た//(ウリウリ」
この子が吠舞羅の紅一点なのが納得出来る
暫く抱き合っていたが、椿門に行かないといけない
熾月「では、そろそろ兄の所に行きます」
多々良「無理しちゃダメだよ?倒れたら元も子もないんだからね?」
熾月「分かってるつもりですよ……あ、そうだ」
八田「どうした?」←戦闘出来るタイプと知って平気となった
熾月「尊さん、ちょっとした確認に付き合ってくれませんか?」
尊「確認?」
熾月「二つの質問なんですが…いいですか?」
尊「…分かった」
熾月「感謝します」
別人だと分かっていても、一番引きずってるのは私かもしれない
重ねたくないのに、重なって見えてしまう……
あの巨大な存在と、似てる要素があり過ぎたから―――
熾月(でも、これで別存在として重ねずに済む…)
「では……貴方の名前は?」
尊「…周防尊だ」
熾月「貴方には、守るべきものがありますか?」
尊「……ある」
尊さんが守るべきものへの質問で「ある」と答えた時、
私は少し解放された気がした
熾月「――確認完了です。ありがとうございました(ペコッ」
尊「……ああ」
これでようやく前を向けるだろう
あの出来事を忘れずに背負って生きていける筈だから…
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作者名:テナ | 作成日時:2019年12月6日 13時