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縁と絆62 ページ21

煉架「………(ジーッ」

久作「えっと…どうすれば佳いの?;」

ミコト「大丈夫だよ…名前と顔を覚えようとしてるだけだからwww」

久作「そうなの?」

ミコト「記憶が入れ替わってるから、初対面みたいなものなんだよ。
  縁ある人物が居れば、基本的に困る事なく過ごせるよ♪」

久作「そっか♪」

初めて会った時の雰囲気と全然違うけど、なんだか可愛くて妹みたい♪

煉架「………(キュッ」

可愛いお姉ちゃんを見つめて色々考えてたら、
服の袖を小さく掴んできた

久作「どうしたの、お姉ちゃん?(ニコッ」

煉架「………」

久作「?(首傾げ」

袖を掴んだまま何も言わない…どうして?

ミコト「挨拶代わりみたいなもんだよ。基本的に無口だからね(ナデナデ」

久作「そっか〜。宜しくね☆」

煉架(コクリ

ミコト「ちなみに、ボクも久作の姉だからよろよろ〜♪」

久作「…へ?ミコトもお姉ちゃんなの?」

ミコトって蛇の姿が本体だって……もしかして、異能力?

ミコト「異能力じゃないだな〜これがwww」

久作「心読んだの!?;」

ミコト「いや、顔に分かりやすく書いてあったwww
  まぁその説明はまたいずれ……甘いもの食べに行こ♪(クイクイ」

マシュ「丁度おやつの時間ですからね(ニコッ+手繋ぐ」

ミコト「うぃ♪」

煉架(コクコクッ

久作「おやつの時間なの?」

マシュ「基本的に時差があるので、こちらは午後3時なんです」

ミコト「ちなみに、厨房担当にオカンが居るよ♪」

久作「オカン?(首傾げ」

ミコト「男だけど母親みたいな言動の人なんだよwww
  家政婦か料理人として働けるくらいの高スキルwww」

久作「男の人なのにお母さんなの?」

マシュ「あくまで性格が、ですよ?(苦笑」

煉架「…性転換はしてない」←

久作「そ、そうなんだ……なんだか会ってみたいかも(ワクワク」

小さい姿のお姉ちゃんが喋った嬉しさもあるけどね☆

ミコト「実際に会ったらオカンっぷりが凄いと分かるよww
  というか、煉架は第一声がそのセリフで良いの!?wwwww」

煉架「?問題ない」

ミコト「そ、そっかwwwww(爆笑」

…なんだか、お姉ちゃんとミコトって正反対の双子みたい
大きい姿だとクールで小さいと無口な妹
反対にミコトは明るい女の子…笑い過ぎてビックリだけど;

マシュ「ミコト先輩、笑い過ぎて苦しくなりますよ?;」

ミコト「だって、煉架の第一声が面白過ぎてwwwww」

お姉ちゃんのセリフ、そんなに笑う事なの?;

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作者名:テナ | 作成日時:2019年6月25日 6時

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