縁と絆56 ページ15
ジャンヌ(黒讐)＜マスター、ポートマフィア脱退が完了しました。
現在はビルの前に居ます＞
煉架＜！今から迎えに行く！＞
「少し用事が出来たので席を外します(ダッ」
潤一郎「ちょっ、煉架ちゃん！？」
煉架「テレポーテーション」
シュンッ スタッ
久作「わっ！(驚」
煉架「あ、驚かせてしまいましたか…(苦笑」
アンデルセン＜コイツはもう異能力を持たない非異能力者だ。
系統が系統だった故に、驚くのも無理ないだろう＞
煉架「1秒でも早く会いたかったので仕方ないですよｗｗ
おかえりなさい、久作！(ギュッ」
久作「ただいま、お姉ちゃん！(ギュウッ」
アルトリア(黒剣)＜あまり宝具の出番はなかったな＞
クー(槍)＜生きてる人間に宝具の直撃はやべぇけどな。
マスターの敵なら関係ない話ではあるが＞
煉架「ご協力に感謝します！
福沢さんには事情を話してあるので、今後の予定を考えましょうか♪」
久作「…お姉ちゃん、太宰さんと仲良し…だよね？」
煉架「太宰さん？仕事仲間の距離は多分あるかと…あ」
アタランテ(弓)＜どうした、マスター？＞
煉架「太宰さんは元ポートマフィアなんでしたね…
という事は、鏡花ちゃんを含めて知り合いでもおかしくないか；」
久作「僕が持ってた「ドグラ・マグラ」は精神操作系だから、
色んな人を壊した事もあって異能力を使えなくされたんだ…
僕を座敷牢に閉じ込めたのも、太宰さんだから……」
アタランテ(弓)＜異能力が関われば、傷を負った心を救わないのか！？＞
煉架「落ち着けアーチャー…怒りたいのは私も同じだ。
だが、あの人が懲りずに干渉して来る以上は殴る事も無理だ」
アタランテ(弓)＜くっ…！マスター達の気も知らないで…！＞
ジャンヌ(黒讐)＜…探偵社員には説明するのかしら？＞
煉架「必要だろうな…反対するなら出て行けば良いだけだ。
武装探偵社には、襲撃や人質行為が来ない様に脅してある。
一方的でも約束として言質は取ってるからな…
もし破るなら、ポートマフィアを再起出来るギリギリまで潰すだけだ」
久作の自由な人生を邪魔する奴は容赦しない
それが私に出来る、久作への役目だからな
久作「お、お姉ちゃん……(キュッ」
煉架「！大丈夫ですよ…大丈夫…私が守ってあげるからね(優笑」
久作「有難う…でも、僕もお姉ちゃんを守るからね！」
煉架「うん…ありがとう(ギュッ」
おかげで、現世での生きる意味が見つかったよ
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作者名：テナ | 作成日時：2019年6月25日 6時
