検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:2,086 hit

縁と絆4 ページ6

ミコト「初めまして。ボクはミコト…主である煉架に宿る蛇だよ」

与謝野「蛇……異能生命体と見て佳いのかい?」

ミコト「ボクは能力そのものだけど、自我があるからそれで良いよ。
  で、主を武装探偵社の社員にするって話だっけ…
  質問だけど、キミ達は主を受け止める覚悟があるの?」

福沢「…裏切りの問題、という事だろうか?」

ミコト「それもあるけど、ボクが聞きたいのは『煉架』という少女を
  ありのままで受け止める覚悟があるのかって事だよ」

福沢「…それだけ何かが隠されているのか」

ミコト「まぁね……で、どうするの?
  主もボクも、キミ達とは相性が最悪な存在なんだけど…」

煉架(まぁ、別世界でマフィアやってるしな…立場の関係もあるし)

それでも、私に流れる波動の属性は伝説の属性
あの世界ではベルの最年少を上回って活動してたからな…
ボンゴレと関わって、復讐者(ヴィンディチェ)やチェルベッロ…
数年経ってヴァリアーとも関わって立場が凄い事になってるんだっけ…

転生してから記憶が戻った後は、各異世界の仕事や任務で凄く忙しいし…
これで異能組織に入れとか体力的に無理なんですが…

煉架「…すぐに返事しろとは言いません。
  ですが、私を受け止めてくれるなら……暇な時にでも考えてほしいです」

ミコト(主を裏切った瞬間、良くて組織壊滅だけど
  悪ければ世界滅亡だろうね…ボクも参加するから)

福沢「相性など関係ない。お前達がそうある人物なら、裏切る必要がない」

与謝野「少なくとも、妾と社長はそれを聞いた上での返事だ。
  受け止めるかどうかの時間が他より長いし、
  関わっていく内に知る事も含めてアンタ達には居てほしいのさ」

ミコト「……その言葉、後悔して撤回したくても知らないよ?
  他の社員や世間に非難されようが、選んだ道は後戻りできない」

福沢「判っている」

与謝野「肝に銘じておくさね」

ミコト「…じゃ、仮で言質取っておくね。
  あ、ボクは社員として動けないから宜しく」

与謝野「?理由を聞いても佳いかい?」

ミコト「ボクが人体化で顕現出来るのは、基本的に一日一回なんだよ。
  制限時間は30分で、それ以上は危険だから厳守してるんだ。
  意識を交代すれば、主の身体を借りて動く事は出来るけど
  内側でしか出来ないボクの役割があるから社員は無理ってわけ」

ミコトには本当にお世話になりっぱなしだから申し訳ない;

縁と絆5→←縁と絆3



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 0.0/10 (0 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:テナ | 作成日時:2019年5月24日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。