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前世と現世の再会1 ページ4

ミコト
(退屈だナァ……)



転校って、こういうのがあるから面倒ダ。


視線の集中が鬱陶しいシ、あれこれ言われるシ、質問対応もしんどいシ…。



とにかく嫌気がさス。



…とはいえ、今回はそういう文句は言えなイ。



――――このミカグラ学園で、

“前世”の家族や仲間との再会が果たせるのだかラ。



私の目的はソレであり、エルナやシグレの為ではなイ。



再会できると分かった時かラ、転校の為の準備を進めてきタ。



コンディションを整えたり、


各異世界で溜まってる仕事を一定分(年単位の量)全力で済ませたり、


さらに強くなる為に鍛練しまくったりしタ。



「時間を割きすぎだ!!」


―――と、怒られてしまったガ。



ミコト
(誰とクラスメイトになれるかナ…。

せめて1人くらいは再会したいんだガ……)


担任
「転校生さーん、入って来てね〜」



HRの挨拶が終わったようで、私の挨拶の番らしイ。


教室に入ってお辞儀と共に挨拶すル。



ミコト
「一宮ミコトと申しまス(お辞儀」



それだけ言って、空いてる席に座る。


担任からは事前に、誰かの隣に座るように指示されていル。



「慣れるまでは誰かが居たほうがいい」


―――とのことだったので、クラスメイトとなった少年の隣に座っタ。



ミコト
「よろしくナ―――玄弥(ポソッ」


玄弥
「!!」



鬼殺隊の隊員・不死川玄弥


『風柱』の不死川実弥の弟で、『鬼喰いの剣士』



事前に書いていたメモを渡すト、憶えているのが反応で分かっタ。


メモを読んで泣きそうな顔してるシ…。



担任
「じゃあ僕は四度寝……事務仕事を片付けてくるから、

 この1時間は自由に過ごしてね〜♪」←



と言って、担任は教室を出ていったガ…



ミコト
(さり気なく「四度寝」って言わなかっタ…?)



この学校の教育方針どうなってるんダ?


教師が職務放棄みたいなことしていい訳ないよナ?



…まァ、向こうが怒った時は知らないフリしよウ。


私じゃ手に負えないことだシ、そういう人間なんだと思うしかなイ。

前世と現世の再会2→←ミカグラ×鬼滅の設定



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設定タグ:ミカグラ学園組曲 , 鬼滅の刃 , クロスオーバー   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:麗月 | 作成日時:2021年3月21日 7時

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