八十七話 ページ30
ローside
目が覚めると外が騒がしいのに気付く。
少し早歩きで玄関からでると白豹屋がキレ気味の顔で仁王立ちしていた。
「白豹屋、何かあったのか？」
「ちょっとね、今から町に行くのならAが帰って来てからにして頂戴。
それとその呼び方なんとか出来ない？嫌なんだけど。」
「俺に命令するな」
そう言うと眉間のシワがより濃くなった。
暫くすると深くため息を吐く。
「……町の方で何があったんだ？」
「…海賊よ。貴方達のように海王類にやられたとかでよく来るの。
でも今回は違うわ。町で爆発音が聞こえたし…
私はAに貴方達を見張ってるよう言われたの。
なにがなんでも通さないわよ。」
物凄い剣幕で俺を睨み、また町の方へ視線をうつす。
「あいつのことが心配なら行ったらどうだ？」
「巻き込まれるのは御免よ。
それに手でも出したら何かされそうだわ。
倒すの楽しそうだから止めようとも思わないし。」
「倒すのが楽しい」と聞いて反応する。
確かに、俺と闘った時も何処か楽しそうにしていた。
「……過去に何があったか話してはくれないけどね、毎日毎日海を眺めてたのよ。
誰か待ってたみたいなんだけどつい最近見るのをやめたの。
丁度貴方達が来る前くらい。」
少しは頼って欲しいわ。と言いながら顎に手を、もう一方の腕は腹にあてる。
「…あ、朝ご飯作らなきゃ。
じゃあ私は行くけど絶対、町には行かないでよ。」
じゃあまた後で、と言って家の中に入って行った。
町の方が気になったが、あいつが帰って来るのを待つことにした。
,
あれこら数時間後、玄関口で待っている間、
座って足を組み先程取ってきた医学書を読んでいると
誰かが玄関の戸をガタガタと音を立てて揺ら音が聞こえ、帰ってきたとわかる。
すぐ入ってくるだろうと思ってそのまま本を読んでいたが、いつまでたっても戸は開かず、
ただ時間だけが過ぎていく。
不思議に思って戸を開けると和服を来た女が倒れていた。
「……」
あいつと同じ髪型髪色、服装、そして一部分のみ壊れたゴーグル。
男物の和服なのか倒れてる女にはサイズが合ってない。
「あら、まだあんたいたの？Aならすぐ帰って来r………Aッ！！ちょっと、どーしたのよ！！！」
白豹屋は女に駆け寄るとAと叫んだ。
文字数の関係で次行きまーす！！
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YUNASIKA - 黒豆さん» アイアイキャプテン( *｀ω´((殴 (2014年9月14日 19時) (
レス) id: 71963e7d09 (このIDを非表示/違反報告)
黒豆(プロフ) - YUNASIKAさん» いい話だなんて…(´；ω；｀)嬉しすぎてどうにかなりそう←コメント＆リクエストありがとうございます！！またリクエストしてくださいね！！ (2014年9月14日 19時) (レス) id: 1a70327a4c (このIDを非表示/違反報告)
YUNASIKA - 黒豆さん» みました！あと、読みました！いい話だ(;_;)←←← (2014年9月14日 19時) (レス) id: 71963e7d09 (このIDを非表示/違反報告)
黒豆(プロフ) - YUNASIKAさん» oh！そんなところまで見てくださってたんですね！リクエストして貰ったりで、本当に嬉しいです！ありがとうございます･*･:≡( ε:) (2014年9月14日 1時) (レス) id: 1a70327a4c (このIDを非表示/違反報告)
YUNASIKA - 黒豆さん» もちろんですとも！黒豆様のモットーである気ままにマイペースで更新してください！待ってますから(*^^*) (2014年9月13日 21時) (レス) id: 71963e7d09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒豆 | 作成日時：2014年8月24日 8時
