★交わる夜ーRen ページ7
Aの着ていたものを全部剥ぎ取りどこかへ追いやると、
首筋に噛み付くようなキスをした。
Aが首筋に弱いのを分かっていながら、何度も何度もキスを繰り返す。
「…っ…れん……！」
声なんて無視した。
仕返しや。
夢中になって、俺のことだけ考えてたらいいんや。
…そうさせたる。
首筋から下の方へとキスを移していくと、Aの息遣いが荒くなっていく。
柔らかな肌に手のひらを滑らせ、
太ももを抱え上げると、Aはまた小さな悲鳴をあげた。
跳ねる水音とAの声にならない悲鳴が交わるベッドの上で、行き場を無くしたAの手が行ったり来たりしている。
硬く膨らんだ蕾に舌先で触れると、素直な反応を見せるA。泣きそうな声をあげながら甘い刺激に溶けていく姿に支配欲が更に掻き立てられ休む間もなく刺激を与え続けた。
「…や…だ…！っ…！！」
一層大きな悲鳴をあげたと思ったら、Aの身体が大きく跳ねた。
そのままベッドに脱力し、全身で呼吸しているAにキスをすると、力なく応えた。
「…気持ちよかった？」
耳元で囁くと、
声もなくうなずくAに欲が満たされるのを感じた。
さて、どうしようか。
落ち着くまで少し待つか。
でも、俺も結構ヤバいかも。
着ていた服を脱ぎ捨てながら考えを巡らせていると、
脱力していたAがゆっくりと起き上がった。
「ん？」
「廉…こっち向いて座って」
言われた通りにすると、Aは俺の足の間にひざまづくようにしてしゃがみこみ、
敏感になっているそれを掴んだ。
「……っ…！A…」
握っている手を上下させながら、先端を舌でくすぐるA。全体を口で含むと、舌先をうならせながら繰り返し頭を上下させるから、何度も意識が白く飛んだ。
されるたびに、
純粋無垢な笑顔と1人の男しか知らない身体とこの行為がどうしても結び付かなくて、
こんなこと…させてもええんかなという罪悪感が込み上げる。
でも…気持ちいい。どうしようもなく。
溺れそうや。
揺れる背中に手を置いて、
意識が飛ばないように耐えていると、腰のあたりがこそばゆくなってきた。
…マズイ。
「…ちょ…待って…ストップ…」
肩を掴んで止めると、刺激がなくなり、感覚は薄れていく。良かった…
息を整えながらAを見ると、
もういいの？と言いたげな顔をして上目遣いで俺を見上げていた。
あぁ、だからもう…。
理性のタガが、外れた。
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かな - 続きが読みたいです、、 (7月24日 6時) (
レス) @page50 id: 7200219c9a (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - 更新すごく嬉しいです😭ずっと待ってました…ほんとに描写が綺麗すぎて、わたしも紫耀くんにこんなふうに思われたいです😭 (2023年5月4日 9時) (レス) id: 180ecb31f5 (このIDを非表示/違反報告)
きょん(プロフ) - 一気に読んでしまいました！惹き込まれるくらい素敵なお話です！更新楽しみにしてます！ (2023年2月19日 11時) (レス) id: 4cb7560b67 (このIDを非表示/違反報告)
小松ミナ(プロフ) - 宝物みたいに好きなお話です。更新ほんとに嬉しい（涙）ありがとうございます (2023年2月8日 14時) (レス) @page44 id: f4f49d3608 (このIDを非表示/違反報告)
小松ミナ(プロフ) - 更新すごく嬉しいです（涙）ずっと待ってたので（涙）ありがとうございます (2023年1月29日 9時) (レス) id: f4f49d3608 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピナパル
| 作成日時：2021年6月17日 11時
