廉と両親 ページ2
「うまっこれも旨いっす」
「まぁー良かったー！廉くんは白米が好きだからご飯に合うおかずをいろいろ用意しといたのよー！」
テーブルに所狭しと並べられたおかずに箸をつけては喜ぶ廉に機嫌をよくしたお母さんは、冷蔵庫からまた新しいおかずを取り出すと廉の前に置く。
「これね、この間物産展で試食して美味しかったの鮭明太って言うんだけど…」
「！！これはヤバイっすお母さん」
「…こんなのあったの知らなかったぞ」
暑さでヘトヘトになっていたのも忘れて白米を口いっぱい頬張ってる廉の横で、
おかずに箸を伸ばしながら発したお父さんの一言を私は聞き逃さなかった。。
＊
「廉くん、ゴルフは行ってる？」
「はい！このあいだ初めて会社の先輩とコース行ってきました！」
「おっ！ついにデビューしたんだ？
スコアはどうだった？」
「さっぱり……なかなか難しいっすねぇ。お父さんコツとか教えてもらえます？」
ご飯を食べ終わり、廉とお父さんが話し込んでる間にお母さんとキッチンを片付ける。
普段は口数の少ないお父さんが、今日はよく喋ってる。
「お父さん、今日はよく喋るね」
「嬉しいんでしょ。男同士、話も合うだろうし。
廉くんお喋り上手だしね」
「息子と話してるみたいなのかな」
「そうかもね。長い間付き合ってきたからさすがに慣れたんじゃない？最初はもう…廉くんが気の毒になるくらいお父さん喋らなかったものね」
「…そうだったねぇ…」
笑いながら話すお父さんと廉を見て、初めて両親と廉が会った時のことを思い出した。
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こころ(プロフ) - 切なすぎて読むのが辛かなってきました…でも希望を捨てずに読みたいと思います(^ ^) (2021年5月28日 17時) (
レス) id: f2c5e943bf (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - 更新嬉しいです！この先も楽しみにしています。紫耀くんの恋心が報われますように。 (2021年5月16日 3時) (レス) id: f2c5e943bf (このIDを非表示/違反報告)
そらぃ(プロフ) - ピナパルさん» 本当ですか！？なら良かったです^ ^話はそれますがこのお話大好きです！！めちゃくちゃいい話できゅんきゅんします！！お互いに更新頑張りましょ！！ (2021年3月14日 8時) (レス) id: 65c9099209 (このIDを非表示/違反報告)
ピナパル(プロフ) - そらぃさん» はじめまして。まったく気にしていないので謝っていただく必要ありませんよ！むしろわざわざ教えていただいてこちらこそ申し訳ありません>_<どうか気になさらず更新頑張ってください！(明るく言える立場じゃないのですが…) (2021年3月13日 16時) (レス) id: 9e85fabcef (このIDを非表示/違反報告)
そらぃ(プロフ) - 本当に申し訳ございません（涙）小説を私書いてるのですが、そのタイトルが桜が舞う季節になんですけどピナパルさんのこの小説とタイトルが似てしまっていて、、大変申し訳ないです…気付きませんでした。。差し支えがなければこのままにしますが…よろしいですか？ (2021年3月13日 13時) (レス) id: 65c9099209 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピナパル
| 作成日時：2019年12月29日 8時
