気紛れ猫の金色の眼 ページ19
．
「研磨くん」
「、、どうしたの？」
「え、、いえ、何も」
「遅かったね」
「所要がありまして。待っててくださったんですか？」
「、、別に。」
ああ、研磨くんにもバレてたんだった
気を引き締めないと、、
「今日はご飯食べてきたの？」
「、、はい、お腹いっぱいです」
「ふーん」
なんか、少しご機嫌斜めですね
ゲームに集中してる、、ってわけではないかな
ステージ選んでる最中みたいだし
「け、研磨くん？怒ってます、か？」
「怒ってない」
「、、、」
ｻﾗｯ
「ちょ、なに、、」
「ネコみたいですね研磨くん」
「はぁ？」
「気になっていたんですが、どうして金色なんですか？目立つの嫌いそうだと、、」
「、、、」
．
「ｯ、ん、、ふ、、、苦労されたんですね」
「笑ってるのバレバレ」
「す、すみません、、」
「別に」
「キラキラして綺麗です。私は好きですよ」
ﾌｲｯ
「機嫌取ってんの？//」
「え、、いえ」
逆効果だったかな、、そっぽ向かれちゃった。
「、、、本、探してきますね」
考えよう。そもそも何かしてしまっただろうか。
いつもと違う時間に来たから？、、毎日来てくれてるしな、研磨くん
ここに“来れない”時も、多分あるだろうし、
そう考えると連絡の手段でも持っていた方がいいのだろうか
連絡先、教えてくれるかな
「、、お隣失礼しますね」
「ん、」
ゲームに集中してらっしゃる。
邪魔しない方がいいかな、
どうしよう。あ、CLEARって書いてある？
「、け、研磨く、、ｯん？」
口にマスクが触れる。あれ、なんでキス、、
「、、これ外して」
「え、」
「お願い一個、聞いてくれるデショ？」
「ぇ、と、、」
金色の猫目に捕まる
．
「落ち着いたか？」
「うん、アリガト」
Aちゃんになに喋ってたんだ？
まさか“こっち”が泣いて帰って来るとは、、
「、、てつろ、藍島さんが好きなの？」
「え、、あー、いや、、、正直わからん」
「ふぅん、、じゃあ私にもチャンスあるんだ」
「チャンスってお前、」
「気持ち、何となくわかっちゃう。私もさっき惚れかけたし←」
「、、ふーん」
結構、気難しいってか、我が強いんだけどなコイツ
「わかったよ鉄朗、後で話そう」
「お、おう、、」
「教室戻ろ、チャイム鳴る」
「、、ん」
あーー、研磨とAちゃん今日も一緒なんだろうな、、
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 723人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆなしゃん - お願いします続き見たいㅠ_ㅠ (2022年4月6日 10時) (
レス) @page42 id: a30b549139 (このIDを非表示/違反報告)
chinaty(プロフ) - もーすごくうさぎさんきになります！！！これからも頑張ってください！きゅんきゅんとまりません！！！ (2021年3月14日 1時) (レス) id: 988639e582 (このIDを非表示/違反報告)
えいたん(プロフ) - 初めまして。こちらの作品はもう更新は終わってしまったのですか？とても面白いので続きが気になります。 (2021年1月11日 16時) (レス) id: 8f70e4d35f (このIDを非表示/違反報告)
篝(プロフ) - こあらさん» 嬉しい(泣)有難うございます！！不定期になりますが、今後ともよろしくお願いいたします、、 (2020年8月4日 19時) (レス) id: 94b0078aea (このIDを非表示/違反報告)
こあら - すっごい面白いです!ウサギさん気になる…!!更新頑張って下さい!応援してます!! (2020年8月3日 22時) (レス) id: 2a53b5cbf9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：篝 | 作成日時：2020年7月26日 2時
