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オオサカ支部 隊舎 談話室
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晶哉「せーいや君、夜勤お疲れ様でした♪」
早朝の戦闘を終え、疲労困憊で隊舎に帰ってきた末澤を出迎えたのは、どこか嬉しそうな佐野だった。
ご丁寧にコーヒーまで用意して。
末澤「何これ…てか珍しいやん、お前がこんな時間に起きてるなんて。」
空はもう明るいとはいえ、まだ朝8時。
朝が早い隊員なら、もう起きていても不思議ではないが、Aぇ! group最年少、佐野晶哉は朝がすこぶる苦手だ。
晶哉「いやー、昨日は徹夜で研究室に篭ってたんですよ〜。見ます？？新型爆弾！いい出来ですよ〜」
末澤「....遠慮しとくわ」
怪しげな薬品の調合やら武器改造やら、爆弾製作などが役割のの晶哉は、仲間の武器を勝手に改造するのが趣味だ。
晶哉「誠也くんのナイフも研いでおきましょか？」
末澤「それも遠慮しとくわ、変な改造されたら嫌やし。」
晶哉「えーー、ちょっと改造して、電流流れるようにしてあげようと思ったのにぃ」
末澤「それちょっとちゃうやんけ！！！」
懐かれてるというよりは、最近はもはや思いっきり馬鹿にされている気がする。まあええけど。
７個下の大型犬みたいな後輩に、ワシャワシャと乱雑に撫でられた前髪を整えながら、末澤はため息をついた。
晶哉「あと、誠也くん、頼まれてた、例の件なんですけど。…やっぱりルートは探れませんでした。」
末澤「……….そうか。ますます怪しいな」
晶哉「何かしらの制限、もしくは妨害電波かも。」
末澤「本当に。まあ、俺の方でもう少し探ってみる。コーヒーありがとな。俺、ちょっと寝るわ。お前もちゃんと睡眠とれよ。」
晶哉「ちょっ、誠也くん！まだ話は終わってないってぇ..もー….」
ピラピラと適当に佐野に手を振り、部屋に戻っていく末澤の後ろ姿を見ながら、晶哉は思わず呟いた
晶哉「どうして、一人きりで戦おうとするんかなぁ。」
メンバーになったら家族も同然、そう言ってくれたのは誠也くん、あなたなのに。
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塩麹 - この話気に入りました。更新頑張ってください。 (2022年9月19日 20時) (
レス) @page12 id: 06910fa675 (このIDを非表示/違反報告)
華恋 - すごく私の見たかった設定の作品です!!もしよかったら康二くんや龍太くん文一くん紫輝くん廉くんなどをどんなかたちでもいいのでだして欲しいです｡ (2022年9月10日 23時) (レス) id: 247892270a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：透明 | 作成日時：2022年9月10日 1時
