story 34 ページ34
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「そう、ならいいけど。
…ん？これは……？」
女の子のリップ？という声がする
もしかして…
ブレザーの両ポケットに手を突っ込む
………ない
…入れてあったはずのプチプラリップがない
サーッと血の気が引く
私みたいなどこからどう見ても賢くなさそうな女がいるってバレたら…
確実にヤバい
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『…それは多分ミユキのじゃないかな。』
ミユキ？
誰のこと？
「あ、ミユキちゃん？」
『この前泊まりに来た時に忘れてったのかも。
俺が預かっておく。』
ミユキ…って彼女さんのことかもしれない
とりあえず乗り切れたみたいだ
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そして、少し会話が聞こえた後ガチャッ、とドアが閉まった
少しして、クローゼットの扉が開いた
明るさに慣れていない目は一瞬目の前を真っ白く映す
『…ごめんね。』
「いや…こちらこそ、何かごめん。」
しまっていたであろう食べかけのショートケーキが机の上に乗っていた
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『…変なこと聞かせちゃったよね。』
ショートケーキを食べながらコイツは困った様に笑う
「いや、別に…」
『俺の両親…特に母親が勉強に煩くて、時々あんな風に確認しにくるんだよね。』
なるべく暗くならないように、
そう努めて話していることが凄く伝わってきた
「…アンタはさ、あれが母親からの愛だと思ってる？」
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くもり(プロフ) - 赤い天使さん» 優しいお言葉ありがとうございます（ ; ; ）見えない敵、コロナウイルスには用心しながら頑張りたいと思います！赤い天使さんも体調管理を大切にステイホームをお願いします！ (2020年5月6日 21時) (
レス) id: cc46aa7011 (このIDを非表示/違反報告)
くもり(プロフ) - りゆさん» 暖かいコメントありがとうございます(/ _ ; ) 今は体調管理を第一に更新していけたらなぁ…と思っております！ (2020年5月6日 21時) (レス) id: cc46aa7011 (このIDを非表示/違反報告)
赤い天使(プロフ) - 頻度が下がっても大丈夫です。今はコロナにかからないように頑張ってください。私も、しっかりStay Homeします。しっかり感染予防に努めます！！ (2020年5月5日 19時) (レス) id: bc3d7dc988 (このIDを非表示/違反報告)
りゆ(プロフ) - 体調に気をつけながら書いて欲しいです……頻度が下がっても大丈夫ですよ！！これからも頑張ってください！ (2020年5月5日 17時) (レス) id: 18d56b8126 (このIDを非表示/違反報告)
くもり(プロフ) - えみさん» コメントありがとうございます！2人の闇に注目しながらこれからも読んでいただけると嬉しいです！ (2020年4月21日 21時) (レス) id: cc46aa7011 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くもり | 作成日時：2020年3月12日 11時
