9皿目 ページ9
クロウリー「ふむ、、確かに、、、
知らない土地で一人は学生、一人は雑用係というのも、、」
ユウ「本当に僕のことは気にしないで!
それに、同じ学園にいるんだし、会えないわけじゃないでしょ?」
クロウリー「現にAさんは、微力ながらも魔法がありますしね、、
この件については、学園の先生方、そして鏡が告げたあなたの寮、ハーツラビュルの寮長と副寮長にも話をしないといけません。
ですので、決定が下るまで、あなたはユウくんと一緒にこの学園で過ごしてください。」
『わかりました。』
クロウリー「よろしい。では、あなた達の宿に案内します。
ちょうど使われていない建物があるので、そこがよろしいかと。」
そう言われて、学園長に連れてこられたのは、
オンボロな建物だった。
クロウリー「ここは長年使われていないせいか、少々汚いですが、片付ければ住めるでしょう。」
ユウ「少々、、ね、、、」
『片付けに朝までかかりそう。』
グリム「俺様、腹が減ったんだぞー!ツナ缶よこせー!!!」
クロウリー「ここは誰も立ち入らないので、好きな様に使ってください
では、私は夕食を取りに行ってきますので。」
ユウ「Aさん。お互い、とんでもないことになっちゃったけど、、よろしくね。」
『うん、こちらこそ!あ、名前呼び捨てでいいよ。私もユウって呼ぶ。』
ユウ「わかった。」
その夜、オンボロ寮を片付けながらお互いのことを話した。
同じ歳で、住んでる県は近くだった。
突然出てきたゴーストにびっくりして、グリムがまた火を吹いたときは焦ったけど、
ユウがグリムに的確な指示を出して、ゴーストを追い払った。
その一件を、夕食を持ってきた学園長に話したところ、ユウには猛獣使いの才能があると言い出し、
その日のうちから雑用係ではなく、オンボロ寮の監督生として、
ユウとグリム、二人で一人のナイトレイブンカレッジの生徒となった。
学園長がゴーストの存在を忘れていた頃に怒りを覚えたが、流石に疲れたので怒る気もせずに寝てしまった。
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作者名:みず | 作成日時:2020年7月1日 15時