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18皿目 ページ18

ドワーフ鉱山の壁は小さな魔法石が埋まっており、綺麗だった。

でも探しているのは大きめの魔法石。私は、自分で選ぶもの。
とはいうものの、どれも小さくて持って帰れるものではない。


洞窟内を散策していると、奥から呻き声の様なものが聞こえた。

声のする方に近づくと、顔が、ない、液体の瓶が顔についている化物が現れた。


エース達が化物に向かって行ったが、あっさり攻撃を受けてしまった。
しかし、怪物の奥に探していた魔法石があることがわかった。


私達は一旦、外に逃げた。


エース「なんなんだよあいつ!」


グリム「あんなの近寄れないんだぞ!」


『・・・』


エース「なんだよ、ビビってんのか?」


デュース「おい、今はよせ。彼女は魔法が使えないんだ。当たり前だろう。」


『作戦を思いついた。私がまず、囮になるから、そのすきにみんなは魔法石を取りにいって。』


ユウ「そんなの危険だよ!」


『大丈夫。私、体育は成績いいの。足だって早いし。』


エース「お前、本気で言ってんのか?」


『当たり前でしょ。私だって、こんなところで死にたいわけじゃないんだから。本気で囮になるのよ。』


デュース「だとしても危険だ。」


『あの怪物、顔はないけど私たちの”居場所”は把握してた。多分、気配とか足音だと思う。
私が、あいつの注意を引くから、その間にそっと魔法石を取ってきて。』


エース「なんで、俺がこいつらと協力しないといけないんだよ。」


『三人寄れば文殊の知恵、今は4人+1匹だけど。
何、ここまできて諦めるほど、あんたは腰抜けなの?

入学初日で退学なんて、ダサすぎでしょ。』


エース「お前、、。いいよ、そこまで言うならやってやるよ!」


グリム「Aなんだか怖いんだぞ・・・」


『じゃあ、作戦は・・・』





怪物「ぐおおおおおお!」



怪物「ワタスモノカアアアアア!」


怪物はいい感じで私に気を取られてる。みんなは・・後ろにいるね。


『こっちよ!』


出口に向かって走り出した。もちろん怪物も私を追いかけてくる。
その隙に隠れていたみんなが魔法石を取りに行く作成だった。


しかし、グリムが転けたことにより、みんなの存在が気づかれていまい。
結局、エースとデュースが協力して魔法を使い、怪物を封じることができた。

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作者名:みず | 作成日時:2020年7月1日 15時

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