ハーツラビュルの寮のアリス (ページ14)

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14皿目ページ14

ユウ「A～！遅れてごめんね！
グリムが全然起きなくて。」

『大丈夫だよ。教室へ行こう！』

グリム「なんだ？銅像がいっぱい建ってんだぞ？」

グリムの視線の先を見ると、メインストリートの脇に７体の銅像が建っていた。

え、これって。

『何これ、全部ヴィランズじゃない！』

ユウ「ヴィランズ？」

『え、ユウ知らないの？これ全部ディ○ニーのヴィランズじゃん！』

ユウ「ごめん、僕、ディ○ニーよく知らなくて」

『嘘でしょ！？TDR行ったことないの？？』

ユウ「一度もないかな、、、」

『そんな！もったいない！戻ったら一緒に行こう！
年パス持ちの私が、楽しさを教えてあげる！』

グリム「この太ったおばさんは誰なんだぞ？」

？「ハートの女王を知らねーの？」

そう声をかけてきたのは、同じハーツラビュルの制服を着た男の子だった。

グリム「ハートの女王？偉い人なのか？」

？「昔、薔薇の迷宮に住んでた女王だよ。」

グリム「へぇ～。っていうか、お前は誰だ？」

？「俺はエース。今日からピカピカの1年生！どーぞよろしく！
あれ、お前らもしかして、入学式を騒がせた2人と1匹じゃねえか！」

グリム「さすが俺様なんだぞ。もう有名になってやがる。」

ユウ「違う意味でね。僕はユウ。」

『私はAって、同じ寮だから知ってる？』

エース「もちろん、知ってるぜ。」

グリム「なぁなぁ、エース。あっちのライオンは有名なのか？」

エース「もちろん！」

スカーにアースラ、ジャファーに女王様、ハーデス、マレフィセント。
どれも、有名なヴィランズの銅像。