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79話 ページ32

『渋谷さん!!!!』

渋「え、1人なの?俺も一人なんだよー
隣いい??」

『はい、どうぞ
むしろ、お1人で飲みに来られたのに良いんですか?』

渋「問題ない問題ない
君とは一度、ゆっくり話したかったしね〜

それに、瑞輝ちゃんも一人酒って
その年齢で寂しくない??笑」

『そんなことないですよ!
たまには、1人もいいかなーって』

渋「ほ〜う。何か一人になりたい理由があったんだね。
どれ、お兄さんに話して見なさい」

渋谷さんと拓也さんが重なって見える。
東京に来た時によく拓也さんに
こうやって話を聞いてもらってたな、、

『実は、、、』

渋谷さんに拓也さんのこと、
ボーカル・フロントマンとしての不安を話してみた。

渋「なるほどね、、まぁ、わからなくもないかな

俺たちもね、メジャーからインディーズに戻って
一からやり直した時は、
とても大変だったし、不安だった。
他のメンバーもそうだと思う。
特に、俺はフロントマンとして他のバンドや
ファンの子達にどう伝えていくか凄く迷ったよ」

『どうやって切り抜けたんですか?』

渋「バンド仲間だよ、皆に助けてもらった。
デビュー前から交流のあったバンドに声をかけてもらって対バンをしたし、
イベンターを紹介してもらって活動を広げれた

あとは、インディーズに行っても変わらずに
俺たちを待っててくれたファンには感謝しかないんだ
彼らがいないと俺たちは成り立たないからね

だから、ライブでは必ず感謝を伝えるんだ。
これだけは忘れない」

『拓也さんもよく言ってました。
ファンとの繋がりを大事にしろよ
そして、信頼できる仲間を沢山作れって』

渋「もう、答えは出てるじゃない。
それを大切にしてれば大丈夫。
拓也だって大丈夫さ。俺たち仲間が付いてるし」

渋谷さんはニカっと笑い、グラスに残っていたビールを飲み干した。

渋「それにしても拓也は羨ましいなー
こんなかわいい後輩に心配してもらえるなんて、、
俺も怪我しようかな、、」

『縁起が悪いこと言わないでください!!!!』


渋谷さんと話して、少し心がすっきりとした。
拓也さんの帰りを待とう。


私は、今やるべきことをしよう。

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設定タグ:邦ロック , バンドマン , theoralcigarettes   
作品ジャンル:タレント
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みず(プロフ) - 無糖さん» ありがとうございます!!嬉しいです!更新頑張ります。 (2019年11月21日 13時) (レス) id: 491c56684a (このIDを非表示/違反報告)
無糖(プロフ) - 面白くてついついイッキ見しちゃいました!これからも更新楽しみにしてます、、! (2019年11月20日 22時) (レス) id: eafff6591e (このIDを非表示/違反報告)
みず(プロフ) - 。さん» すみません。確認不足でした。ご指摘ありがとうございます。 (2019年10月28日 20時) (レス) id: 4664cd757d (このIDを非表示/違反報告)
- オリジナルフラグくらいちゃんと確認しましょーよ (2019年10月28日 20時) (レス) id: aa51b2520e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みず | 作成日時:2019年10月28日 10時

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