Fから始まる物語２

63話 ページ16

拓「メジャーデビューおめでとさん
後、ツアーお疲れ」


ツアーも終わり、仕事で東京に来ていた。
東京に来た時の定番で、拓也さんと飲みに行く。


『ありがとうございます。
拓也さんもツアーお疲れ様です。』

拓「F-CIRCUSのライブ行きたかったわー
俺らそん時、北海道やもん」

『私達は、今回北海道行けなかったので
羨ましいです。
北海道の観客ってどんな感じなんですか？』

拓「熱いよ！！北海道めちゃ楽しいで。
早く他の地域でもライブできたらええな！」

『そうなんですね！
メジャーデビューを機に頑張らないと』

拓「夏フェスとかも楽しいで！
色んなバンドがいて人脈も広がるし、
紹介したい奴らいっぱいおんねん」

『会いたい人たちいっぱいいます。
その人達に近づきたいですね！』



どこのお店に行こうかと話しながら、
歩いていた時、拓也さんが急に声をかけられた。




？「あれ？拓也？？？
ひっさしぶりじゃーーん！！
元気？？？

ってごめんお取込み中？」

拓「しゅんくん！わー！久しぶり！！！
この子は事務所の後輩F-CIRCUSのボーカル

瑞輝、ブルエンの駿くん知ってる？」

『も、もちろんです！！！

初めまして。F-CIRCUSボーカルの浅宮瑞輝です。』

田辺「え！知ってくれてたの！嬉しい！
ブルエンの田辺ですーよろしくね！」

拓「駿くん1人？寂しない？」

田辺「違うわ！今からGENくんと飲むの。」

拓「え？ちょまって、？？
俺誘われてないで？酷ない？
駿くんそんなことするん？？」

田辺「今日の予定聞いたら
予定入ってるっていってたじゃねーかよ」

拓「あ、あれ、今日のことやったん？

ここで会ったのも運命や、俺らも混ぜて」

田辺「え？後輩ちゃんいいの？」

『もしかしてGENさんってフォーリミの？
凄い、、1日でブルエンとフォーリミに会えるんなんて、、』

拓「せやで！俺の仲間達やし、紹介したいって言った人ら」

田辺「でもGENくんに女の子紹介するって大丈夫？」

拓「大丈夫。俺おるし、駿くんも守って」

『、、？GENさんて危ないんですか？』

拓・田辺「うーん、うん」


ええ、不安。

64話→←62話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す