6話 ページ8
今日はなんだか、1日中そわそわしてた、、
私らしくないな
龍「放課後が楽しみすぎて、なんか今日は上の空だったよ」
『そう言いながら、しっかり授業聞いてたじゃない』
龍「瑞輝もだろ」
『まあね(笑)さ、スタジオ行こう』
翼「初めまして!瑞輝ちゃんの妹です!
今日はよろしくお願いします!」
龍「よろしく!瑞輝と違って元気!って感じだね」
『それ、どう言う意味よ』
翼「瑞輝ちゃんはクールだからね!
でも、音楽のことになると人一倍熱くなるからね!」
龍「わかるわかる。話してて感じる(笑)」
『はいはい。その辺にして、ちょっと練習してみよ
翼はギター覚えなきゃでしょ?』
翼「あ、完璧ではないけど、合わせるくらいはできるよ?」
龍「へ?楽譜渡してないよね、、??」
翼「昨日、お姉ちゃんに音源借りて耳コピしました!
なのであってる分からないですけど、、」
『ね、ギターの才能すごいでしょ?』
龍「なんか、、怖い姉妹だな、、」
翼「龍哉さんのベースかっこいい!!!
それにこの曲、瑞輝ちゃんの声にあってる!グット!」
『翼のギターと龍哉のベース歌いやすすぎる。
自分でもびっくりするくらい調子がいいよ』
龍「翼ちゃんのギター凄すぎて、俺も負けじと弾いちゃったよ!
本当に耳コピ?ってくらい音正確だったよ
原曲からアレンジしたところある?」
翼「そうですね、、2番のサビ後なんですけど、、、」
翼と龍哉が打ち合わせしてる姿をみて
私は妙な武者震いをした。
なんだろう。
このバンドなら音楽続けられるのかな?
音楽やりたいって思っていいのかな??
また、あんなことにならない??
楽しかった時間を奪われるのはもう嫌だ。
自分の居場所は自分で作らないと。
翼「そういえば、ドラムはどうするんですか??
あと、この音ならキーボードも必要ですよね?」
龍「そうなんだよ、、、
なかなか良いドラムとキーボードがいなくてね、、」
『私の知り合いも微妙だな、、
あ、、、幼馴染がいる』
翼「そうやん!杏那ちゃんピアノ引けなかったけ?」
『エレクトーンやってたね、、でも前の話だし、、
バンドするかな、、?
今度のライブの時聞いてみる?』
龍「話してみるの良いかもね」
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作者名:みず | 作成日時:2019年10月16日 15時