Fから始まる物語

5話 ページ7

〜浅宮家〜

『つばさーー！！


つばさ〜？いる〜？』


翼「♪〜♪〜」


やっぱり、、ギターに夢中だった。
相変わらず難しい音だしてるなー


『かっこいいね』

翼「うわっ！瑞輝ちゃん！
いつからいたの！」

『Cコートから転調してたあたり』

翼「あ！そう！今日、そこの音がしっかり出せてさ！！
できてた？？？」

『うん。びっくりした。』

翼「相変わらず、クールだね〜
そういえば、何かあった？？」

『そうそう。実はね、大学の友達からバンドに誘われてて』

翼「えっ？バンドするん？？あんな事あったのに、、」

『そう、、迷ったんやけどね。
めちゃ真剣に音楽に向き合ってる子で、
作曲の才能があるんよ。1度聴いてみて。』



♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜



翼「えっ、すごっ。なにこの音かっこいい！！
こんな曲作る人に、誘われたの！？すごいやん！
特にBメロのギターとかカッコよくて弾きたいな、、
耳コピするから音源借りていい？？」

『やっぱりね(笑)そう言うと思った。

翼、このバンドに加わらない？
ここのギター完璧に弾けるの翼しかおらんと思う。』

翼「えええええええ！？私が！？！？

やりたい！！！この曲弾きたい！！！」

『よかった。友達にはもう話してるから
明日、放課後時間ある？スタジオに行こう』

翼「うん！！！うわーーー。久々に鳥肌たったよ！
ありがとう！お姉ちゃん！」




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『龍哉にLINE入れとこ。
妹ノリノリだよ。とよし。明日が楽しみだ！』

すぐに携帯が震えた

「まじか！明日楽しみだな」


つい笑みが溢れた。
翼が言ってた通り、鳥肌が立つようなこと
久しぶりかもしれない。


龍哉に出会って楽しいことばかりだな。
いい友達ができた。

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