37話 ページ39
『龍哉、歌詞出来たよ』
龍「・・・
いいやん。いや、直球で心にくるわ
メロディ浮かんできた。」
そう言って龍哉はパソコンに向かい始めた
龍「このリズムどう?
歌いにくい?」
『いや、問題ないよ
いいね。始まりのドラムもかっこいいし
晋平に似合いそう』
龍「ここのCメロ、
キーボードの伴奏だけで、歌うのいいよね。
緩急付けてお客さんを歌で引き込んで」
『わかった』
そして、完成した。
翼「え!新曲???
聞かせて!!」
晋「俺も聞きたいっす!!」
龍「行くよ」
杏「なんだろう。龍哉くんの楽しい歌も良いけど
瑞輝の心にくる歌詞もいいよね〜」
『私達みたいに夢に向かって
全力で生きてる子もいれば、
将来がわからない子もいるでしょ?
観客の中の誰かを応援できる歌を
歌いたいなって、、』
晋「いいです!!
これでファイナル挑みましょう!
俺、今から練習します!!」
翼「私も!勉強ひと段落したから
練習する!!!」
杏「Cメロ、2人で決めようね」
『うん、頑張ろう』
龍「俺らのこと、ユニゾンを使った売名とか
運がいいだけの奴らとか
言いたいこと勝手に言いやがる奴らがいると思う
でも、俺達は実力で先輩に認められた。
真実を知らずにごちゃごちゃ言う奴らには
音楽でねじ伏せる。
俺達を信じてくれる人だけに音を届けたい」
『もちろん。私らの力、見せつけてやろう』
私たちの決意は固く、
ファイナルまで練習を積み重ねた。
ユニゾン先輩方からアドバイスを
頂いて、更に練習した。
そしていよいよ
MASH FIGHT ファイナル当日を迎えた。
24人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みず | 作成日時:2019年10月16日 15時