36話 ページ38
斎「もしもし?瑞輝ちゃん?」
『はい、お疲れ様です!』
斎「セミファイナル通過おめでとう!
どう、いつもと違った?」
『はい、全然違いました。
やはり、審査員の前に立つと怖いですね(笑)
あと、他の候補者からすっごく見られてました
中には、「絶対負けない」
って言ってきた人もいます
でも、演奏を始めたら歌に集中できて
みんなミスすることなく出来ましたよ!』
斎「やっぱり、俺らのライブに出てることで
多少、悪目立ちしたかな、、?」
『いえいえ!ユニゾンさんのせいでは
無いですよ!
バンドやってるんですから、
音楽で勝負しないと!
喧嘩売ってきたバンドには
私たちの演奏で潰してやります!!』
斎「あははは!いいね!
そのくらい強気でいいよ!!
ちょっと心配してたけど、
問題なさそうだね!
また、来月のツアーで会おう!
じゃあね!風邪ひかないよう!」
『はい、ありがとうございました。』
齋藤さんと話して少し心が落ち着いた。
いいお兄さんだな。
斎「ふう。よかった」
田「なになに〜?
瑞輝ちゃんと楽しそうだったねぇ〜」
斎「・・・
田淵が考えているような事はないよ。
どうやらセミファイナル、
いつも通りにできたらしいよ」
田「龍哉から報告来てたよ
後は、ファイナルだな。
いつも通りでもいいけど、
何か飛びぬけたものがないと、、」
斎「そうだね
もう次のステップに進まなきゃね」
『え、新曲で挑む???』
龍「うん、迷ったんやけど。
今の俺らの気持ちを演奏にしたいんだ。
どうかな?」
『でも、なんとなく
龍哉のいう気持ちわかるよ。
ファイナルだし、今よりもっと厳しいよね
とりあえず、私らで作ってみよ
ダメだったら既存ので』
龍「おう。」
今の気持ち。あれしかないかな。
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作者名:みず | 作成日時:2019年10月16日 15時