28話 ページ30
2曲目の演奏が終わり、ステージへとはけた
観客は見えなくなるまで、私達に声援をくれた
斎「ちょっとちょっと!
めちゃくちゃよかったじゃん!」
田「十分、ステージをあっためてくれたね」
『ありがとうございます!』
鈴「さて、俺たちの番だな」
田「後輩に負けてられないからな」
斎「先輩のステージをよく見ておくように」
龍「はい、勉強させていただきます!」
そういって先輩たちは、
ステージへと歩いて行った。
UNISON SQUARE GARDEN MC
田「俺らほとんどMCしないんだけど
今日はちゃんとお客さんに説明しないとね」
斎「そうだね
みんな突然の発表で驚いたよね
あの子達は福岡公演の時に初めてあった子達なんだ」
斎藤さんの話に、皆戸惑った表情をし始めた。
斎「俺たちのマネージャー昔バンドをしてて、
そのバンド仲間が福岡でスタジオを経営してるの。
「F-CIRCUS」はそのスタジオでいつも練習してて
その人の目に止まったんだって。
その人には俺らもお世話になってて、
その紹介で彼らと対面したんだ」
田「今度、オーディションに出るらしいから
アドバイスくれって言われたから、
演奏を見るのが手っ取り早いだろうと
見せてもらったら、まぁいい音楽で!
こいつらいけるわ。って思ったから
俺らのライブで前座しないか?って持ちかけた」
鈴「田淵いきなりいうんだもん(笑)
あの子達戸惑ってたよ」
田「でも、今日のステージ仕上げて来てたでしょ?」
会場から拍手が沸き起こる
斎「凄いよね、あれで初めての演奏だよ?
末恐ろしい。」
田「本当にね。
みんな急な出演でびっくりしたと思うけど、
みんなを不満にさせるような子達じゃないって
思ったから、舞台にあげたんだ。
その辺、理解してもらえると助かります。」
斎「じゃあ、MCはこの辺にして、
続きやりますか!!!」
ユニゾン先輩たちのMCを聞いて
熱くこみ上げるものがあった。
私達のこと、そんな風に思ってくれてたんだ、、
これはグランプリを取って
お礼するしかない!!!!!
そう、心に誓った。
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作者名:みず | 作成日時:2019年10月16日 15時