27話 ページ29
スタンドの照明が消えた。
オープニングの音楽が流れる。
いよいよ、私達の出番だ。
ふと、手に違和感を感じる。
翼が私の手を握ってきた。
その手を強く握り返す。
スタッフ「ステージへどうぞ」
私たちはステージに向かって歩き出した。
観客は声援をくれた。
凄い、ステージの上からだと
観客の顔がよく見える、
中にははてなマークを浮かべてる人もいる。
まぁ、無理はないか。
みんなの方をみる。
全員と目があった。
よし、やってやろう。
イントロが流れた瞬間、
おお。という声が聞こえた。
『Ladies and Gentleman!!
初めまして!私達が「F-CIRCUS」です!
ユニゾンファンの皆さん。
私達の曲を聞いて、
先輩たちの登場まで
暴れすぎないようにお気をつけください。』
\うおおおおおお!!/
『Are you readyーー????』
\いえーーーーい!/
『3、2、1 Go!!!』
翼がギターを鳴らし始めた瞬間、
観客は目を見開いて、
そして、、、、
観客のほとんど、手を挙げ、
音に乗ってくれた!
1曲目が歌い終わり、MCに入る
『皆さん、こんばんは
そして、初めまして。
私たちは「F-CIRCUS」です』
\いえーーい!/
『ユニゾン先輩方を見にきた
皆さんの貴重な時間をいただいて、
私たちは演奏せていただきました。
ありがとうございます。』
『実は、私たち、観客の前で演奏するのは
今日が初めてで、、』
その瞬間会場がどよめいた
そして、拍手が湧いた
『ありがとうございます。
私たちは、今度MASH A&Rという
オーディションに参加します。
来月から、専用ホームページで
ビデオ審査の投票が始まります。
今日の演奏を聞いて、
私達の音楽がいいと思ったら
ぜひ、投票をお願いします!』
\頑張れー!!!(拍手)/
『ありがとうございます。。
こんな貴重な体験をさせて頂いた
UNISON SQUARE GARDENの先輩方、
スタッフさんにはとても感謝をしています。
また、皆さんの反応も聞けてとても嬉しいです。
本当にありがとうございます。』
『最後にもう一曲だけ、
私達の演奏を聞いてください
「ミライカゼ」』
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作者名:みず | 作成日時:2019年10月16日 15時