Fから始まる物語 (ページ28)

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26話ページ28

龍「瑞輝大丈夫か？」

『うん、ごめん。
イメトレするために外に出とった』

翼「お姉ちゃん！はい！喉大事にね！」

そう行って翼がくれたのは
なんとも言えない色の飴だった、、

『翼、、、これは何、、？？？』

翼「田淵さんがくれたの！
喉に効く飴やって！
凄い色してるけど味は美味しいよ！
私も舐めてる！」

『そっか、、じゃあ、、、

っっっにっっがっっ！！！

翼！！！騙したな！！！！！』

斎「こら！田淵！！！！
本番前の、しかも初舞台の子に
喉の負担かけるなよ！！！」

田「ｗｗｗｗｗｗｗ
ごめんごめん、なんか瑞輝ちゃん
緊張して、リラックスできてなかったからさ

少しは気が楽になったかな、、？？」

斎「『なってません(ない)！！！』」

翼と田淵さんは大爆笑している。

全く、、でも、、ちょっとは楽になったかも。

翼「お姉ちゃんごめんね？？？」

『いいよ、リラックスさせようと
してくれたんやろ？』

翼「うん、、今日のライブ楽しみやね！」

『翼、あんたのギターはかっこいいから
自信持ってね。』

翼「ありがとう！！！」

スタッフ「そろそろ準備お願いします！」

いよいよその時だ。

杏「流石に緊張してきたな～」

晋「お、俺もっす、、、」

龍「大丈夫。俺たちならできる。
練習してきただろう。」

『そうだよ。お客さんを楽しませることを考えよう。』

翼「私達ならできる！」

「「「「『It's show time!!!!!!!』」」」」

斎「頑張れー！！」

田「ここで見てるからなー！！」

鈴「終わったら美味しいもの食べに行くぞー！！」

先輩たちからの声援を受け取った。

この先の光景は未知だ。
お客さんは無反応かもしれない。

失敗してもいい。

精一杯、私達の曲を届けよう。

そう思った時、震えと動悸は

止まった。