23話 ページ25
あれから2週間後、
私たちは広島駅に到着した。
『会場まで直接行くんよね?』
龍「うん、そこで合流しようって」
翼「あーー、緊張で吐きそう」
杏「大丈夫?お水飲みな??」
晋「お土産、、めんべいでよかったかいな?」
先日行われたライブ後に、公式Twitterで
私たちの前座が発表された。
そのツイートを見て、余計に武者震いが起こった。
本当に前座をするんだ、、
お客さん、、どんな風に思ってるんだろう、、
翼「ねぇ、そういえば私たちのバンド名
本当にあれでいいん???
もう、オーディションに提出しちゃったけどさ、、」
龍「問題ないよ!翼、ネーミングセンスあって驚いたし」
杏「すごくいいと思うよ?私達にぴったり」
そう、私達にバンド名ができたのだ。
その名も「F-CIRCUS」
翼が命名した。
Fは私たちの故郷、福岡から、
そして、Fから始まる様々な言葉を集め
それぞれの個性を発揮するサーカス集団のように
お客さんを魅了したい。
とても、私は気に入っている。
『着いたよ。みんな、気を引き締めて行こう。』
「「「「うん!」」」」
『おはようございます!
本日はよろしくお願いします。』
斎「おはよう〜!
今日はよろしくね!
移動疲れたでしょ?」
翼「いえ!元気いっぱいです!」
田「若いっていいなぁ、、」
鈴「そうだねぇ、、俺らなんて、、」
晋「今日はよろしくお願いします!
みなさん、ビールが好きと聞いたので、
ビールに合うおつまみをお土産に持ってきました」
斎田鈴「はしもっちゃん!!ナイス!!!!」
24人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みず | 作成日時:2019年10月16日 15時