22話 ページ24
田「、、、君たち。
僕らのライブの前座する?」
田淵さんにそう言われ、
私たちは固まった。。
最初に口を開いたのは私だった。
『そんな、、今日の今日で出演するなんて!』
田「斎藤くん、貴雄、どう思う?」
斎「うーん?急だし、お客さんびっくりするかもね、、」
鈴「急だなぁ笑 でも良い機会かもしれないね」
龍「え、そんな簡単に僕たち出て良いんですか?」
田「もちろん、簡単なことじゃないよ。
でも君たちの音楽、気に入ったんだ。
今日は無理かもしれないけど、
次は、広島でライブするから
そこなら準備できるかもよ」
みんな戸惑ったように目を合わせる。
でも、こんなチャンス。他にはない。
グランプリを取るためだ。
『お願いします。やらせてください。』
田「いい目だ。
スタッフと話を進めるよ。
それまでに、指摘した所は練習しておいて」
「「「「『はい!!!!』」」」」
斎「じゃあ、今日は思いっきりライブ楽しんでね!」
鈴「広島のライブ楽しみにしてるぞ!!」
『ありがとうございました!
よろしくお願いします!!』
翼「ねぇ、ねぇ、私たちに何が起こってるん!!」
晋「翼氏、落ち着け!、、俺にもわからん!!!」
杏「練習しなきゃ、、練習、、」
龍「店長。本当にありがとうございます!」
『そうです!店長のおかげです!
ありがとうございます!!』
店「俺が勝手に手伝っただけだ。
チャンスを掴んだのは自分たちの力だぞ。
お前たちが本気やったから、
あいつらは答えてくれたんだ。
絶対に逃すなよ!
宏介が言ってた通り、ライブを楽しまんと!」
今日、1日で凄いことが起きた。
あの、ライブハウスで見ていた
UNISON SQUARE GARDENが、
私たちにアドバイスをくれ、
しかも前座のお誘い。。。。
何から何まで信じられない。
でも、みんな目が燃えてる。
ユニゾンさんのライブを間近で見たからだ。
明日から、広島に向けて練習を積み重ねよう。
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作者名:みず | 作成日時:2019年10月16日 15時