Fから始まる物語

21話 ページ23

ユニゾンさんに見てもらえるなんて、、、

音外してなくてよかった、、


斎「おおー！ギターかっこいいね！
練習、結構したでしょ！」

翼「あ、はい！でもほとんどは耳コピで覚えました！」

斎「まじで！？！？凄いね、
でもさ、ここの部分をこう弾いてみるのはどう？」

翼「！？すごくいいです！」

斎「弾いてみなよ！教えてあげる！！」


田「うん。曲の構成問題なし。
龍哉くんだっけ？君なかなかやるね、、
ベースもいい」

龍「ありがとうございます！
田淵さんにそう言ってもらえるなんて、、」

田「何か言うとすれば、、
キーボードだけど、ここのパート弾きにくいでしょ？
あえてリズムを狂わせるのもいいかもしれない、、」

杏「そうなんですよ〜。教えてください！」


鈴「橋本くん！君はドラムまで威勢がいいよ！
ますます気に入った！

ただ、ドラムの音が強すぎるな。
強弱はね、、こんな感じでするといいよ。」

晋「！！！ありがとうございます！
練習します！」



す、凄い。
一度聞いただけなのに、的確なアドバイス。。
これがプロなんだ、、



斎「瑞輝ちゃんだっけ？
声すごくいいね！聞き惚れちゃった！」

田「うんうん。斎藤くんより綺麗だ」

斎「ちょっと、、？田淵、、？」

『あ、ありがとうございます！
斎藤さんより声が綺麗だなんて恐れ入ります、、』

斎「ははっ！瑞輝ちゃん面白い！
クールな見た目でこの声は人気出るだろうね」

『マネージャーさんにも同じこと言われました、、』

斎「本当に？じゃあ間違いないよ

さすがゲンさんが目を付けただけあるね！」

店「そうだろう？
ただ、こいつらは観客の前で演奏したことがないんだ
それが、オーディションのネックでな、、」

斎「場慣れは必要ですね、、
観客の盛り上げ方は知っておかないとね、、」


龍「自主企画でライブするしかないかな、、」


田「、、、君たち。
僕らのライブの前座する？」






え、田淵さん今なんて、、？？？

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