Fから始まる物語 (ページ19)

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17話ページ19

店「よし、じゃあ録画開始するぞー

３、２、１」

『店長、録画まで手伝ってくれて
ありがとうございます』

店「いいんだよ。
それにしてもオーディションに参加するなんて驚いたな、、、

お前さん達なら大丈夫だと思うぞ。俺の勘だ。」

翼「、、その店長の勘ってどのくらい当たるの？」

店「50:50」

翼「なんじゃそりゃ！」

店「大丈夫、大丈夫

ところで、今日、この後予定あるか？」

龍「いえ、特にないですが、、」

店「それは良かった。
昔のバンド仲間がマネージャーしてるバンドが、
今日、ライブがあるんだ。お前さん達行かないか？」

『え、今日ライブがあるのって、、』

翼「ユニゾン！？！？チケット外れたんですよぉ～」

店「知ってるか！それなら話が早い！
今から行くぞ！」

『ええええ！今から！？』

翼はびっくりしすぎて口が空いてるし、
龍哉も呆然としてる、
晋平と杏那はさっさと店長について行ってる

店長、、、何者、、？？？？

店「いやー。若い子達とライブに行くのはいいなー」

店長はえらく上機嫌だ。

龍「にしても店長。まだ13時ですよ。
ライブまで時間ありすぎでは？？」

店長がニヤリと笑う

店「俺のバンド仲間がマネージャーって行っただろう。

ライブ前のリハに連れてってやるよ」

翼「えっ！？ちょ！？ええええ！！！！！」

翼が語彙力を失ってる。無理もない。

『大事なリハに私達が言っていいんですか？』

店「もうすでに話は通してるぞー

前に、お前さん達の練習をこっそり聞いてたって言っただろう

実は、お前さん達にオーディション受けてみないかって
言おうとしてたんだよ。
それくらい、俺はお前さん達を気に入ってるんだ

今回はプロのリハを生で見れるチャンスだ。
オーディション前に勉強になるだろう」

翼「っ～～～～店長！！ありがとう！！！」

店「ははははは！女子高生に抱きつかれるのも悪くないな」

龍「いや、その発言はダメっすよ」

杏「生で見れるなんて最高だね～」

晋「俺、ドラムやってて良かったっす！」

信じられない。本当に奇跡ばかりだ。