15話 ページ17
『その事なんだけど、、、
みんな1度真剣に話し合おう。
まだ私達は未成年だし。
もちろん、今年で私と龍哉と杏那は成人になるけど
晋平は大学生になったばかりだし、
翼に至ってはまだ高校生。受験だってある』
翼「えっ、音楽活動するなら大学行かないよ!」
『それは、私達だけで決められない
父さんと母さんと話さなきゃ
それに、この活動が永遠に出来るなんて
保証できない。
もし、失敗しても社会に出れるように
大学は行かなきゃ。
翼だって行きたい大学あるんでしょ?』
翼「そ、それはそうだけど、、、
でも!私このメンバーでバンドしたい!!
こんなに楽しいバンド初めてだもん!!」
『翼、勘違いしないで。
私だってこのバンドを学生時代だけの
思い出にしたくないよ。
練習をしてきて、日に日にそう思ってる
翼が、ギター大好きなのも
将来、ギター関連の仕事につきたいって
思ってることも全部知ってる。
でもね、翼は私の大切な妹なの
父さん達にとっても大切な娘なの
2人を安心させるためにも
ある程度の代替案も作らなきゃ』
龍「翼。俺は瑞輝の考えに賛成だ。
杏那や晋平もしっかり、ご両親と話し合ってくれ」
翼「瑞輝ちゃん。
お父さん達に反対されるかな、、」
『そうね、、無いとは言えない。
ある程度反対されると思うよ。
特に母さん。』
翼「やっぱり黙って応募しようよ〜
ここで挑戦できないなんて、、」
『ダメだよ。未成年は親の承認がいるんだから、
大丈夫。お姉ちゃんに任せな
ほら、もう着くよ。不安な顔しないの』
『ただいま〜』
瑞輝母「おかえり。今日も遅くまで練習?」
『そ。父さん帰ってる?』
瑞輝母「今お風呂に入ってるけど、なんで?」
『私と翼から父さん達に話したいことあるんだ』
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作者名:みず | 作成日時:2019年10月16日 15時