9話 ページ11
「『テスト終わったーーー』」
『どう?手応え』
龍「A良くてS欲しい」
『同感』
龍「今日から春休みだ!!!!
思いっきり練習できるな!」
『そう、そのことなんだけど、、
作詞チャレンジしてみていい??』
龍「作詞!いいんじゃね?
むしろ楽しみだわ」
『ありがとう。
まだ歌詞がついてない音源あるよね?』
龍「あるよ。あとでデータ送っとく」
『出来たら披露するね』
『とは言ったものの、、
作詞は難しいなーー』
高校の時に一度書いたことはあるが、
恥ずかしくて誰にも見せられなかった。
『何をコンセプトに書こうか、、』
龍「あれから暫く経つけど、
作詞できた???」
翼「え、お姉ちゃん作詞するの?」
『そう、チャレンジしてみようかなって
一応、出来たんだ。歌ってみるね』
緊張する.....
♪〜♪〜♪〜♪〜
『って感じなんだけど、、どう??』
龍翼杏「「「いや、めっちゃいい!!」」」
龍「まさかあの曲がこんなかんじになるとは、、」
翼「曲はアップテンポなのに、
心にしみるような寂しい歌詞、、」
杏「どうして切ない感じにしたの??」
『高校の時にバンド組んでたのは皆知ってるよね?
あの時は、恋愛でもつれた人間関係のせいで
バンドが解散までして、
楽しかった私の居場所がなくなったの
その時の私の感情そのままかな。
でも、今度こそはそんなことにさせたくないって思った。
自分の場所は自分で守りたい。
だから歌にして心に刻もうかなって』
龍「そっか、、じゃあこの曲も守らなきゃな」
翼「アルバムとか作ったらタイトル曲にしたいね!」
杏「そういえば、真剣に音楽をするってことは
音楽で食べていくってことだよね、、??
どこか事務所に入るの〜??」
龍「それが近道だろうね。
MASH A&Rって知ってる??」
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作者名:みず | 作成日時:2019年10月16日 15時