＜クラスメイト妄想小説＞ ○○しないと出られない部屋！ (ページ1)

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見本　バカ男子、真面目女子　　　キスしないと出られない部屋ページ1

男子side

…は？

友達に「先生が話があるらしい」って言われて空き教室来たら、入った瞬間廊下にいた奴に鍵閉められたんだけど。
先生居ないし。どういうことだこれは。

『あ、来ちゃったんだ。まぁ、来てくれないと私が出られないんだけども。』
先生の代わりにいたのは、クラスでも頭のいいほうの女子。え、こいつ先生？

…てか出られないって何？
『口に出てる。状況はこれで理解して。』
乱暴に差し出された紙には、
”キスしないと出られない部屋„
と書いてあった。

「…はぁ？」
『分かんないの？』
「いや分かるけど何でだよ」
『それは私も知らない』

待って、ブリっ子とかじゃないだけいいのかもしれないけど超絶やだ。
『口に出てるって。私も嫌だけど。
けどもう私は腹くくったよ。』
そう言い近づいてきた。待って待って待って！
「ちょ腹くくるって何？てか待って心の準備が」
そんなこと言っても聞きやしない。口を全く動かさず近付いてくる。

ﾁｭ

一瞬の出来事だった。オレが動揺している間に、頭をガッと捕まれ、キスされた。

『おっ、開いたっぽい』
何事もなかったようにドアを開けて部屋を出ていくアイツを呆然と見ていることしかできなかった。