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ASide
わたしと和にぃがリビングに入ると、テーブルいっぱいに並んだ料理の数々が目に入った。
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「うわぁ〜すごい!! おいしそ〜」
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潤「おっ、Aおかえり。
今日はAの大好物いっぱい作っといたからな。
俺からの退院祝い。」
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「潤にぃ、ありがとう。すごく嬉しい。」
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潤「よかった。喜んでもらえて。
さっ、みんなそろったし、冷めないうちに食べよう。」
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智「そうだね。はい、じゃあ今日はAがお誕生日席ね♪
どうぞ、お嬢様?」
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智にぃがテーブルのイスを引いて執事のように頭を下げた。
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雅「あひゃひゃ。いいね、お嬢様。
Aお嬢様、わたくしになんなりとお申し付けくださいませ。」
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胸に手を当ててニヤけながらきれいなお辞儀をした雅にぃ。
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潤「そんなニヤニヤした執事いないだろ(笑)」
和「雅にぃもそんな難しい言葉使えたんだ(笑)」
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雅「はぁ!? 兄貴をバカにすんなよ!!
俺だってこれくらい知ってるっつーの!!」
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和「へぇ〜そうなんですか・・・
雅にぃは歯のことしか知らないかと思ってた(笑)」
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雅「おいっコラ!! あんまり言うとこうだぞっ!!」
雅にぃが和にぃを捕まえようと追いかけっこが始まってしまった。
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翔「まったく・・・何やってんだあいつらは(笑)」
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智「ふふっ。
ごめんねぇ、A。帰ってきて早々騒がしくって。」
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「ううん、ずっと静かな病室にいたから、こっちのほうが楽しい。」
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翔「ほら、もういいかげんにしろって。
飯にするぞ。」
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雅「は〜い。和、今日だけは許してやる!!」
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和「ははっ(笑)
そりゃどうもありがとうございます。」
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そう言って雅にぃのマネをして執事風にお辞儀をした和にぃ。
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雅「和!! また俺をバカにして!!」
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智「はいはい、もういいでしょ(笑)
ほら、ご飯にするからみんな座って。
はい、じゃあいただきま〜す。」
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「いただきま〜す。」
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皆で楽しく食事を始めようとしたとき、そいつは突然やってきた・・・
ラッキーアイテム
革ベルト
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心結 - 自分の名前が心結なので驚きました笑 (2019年7月16日 21時) (
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なっちゃん(プロフ) - もうこの小説読んで号泣しました！あたしも強くなろうと決意しました！これからも頑張って下さい応援してます(^O^) (2013年5月4日 1時) (携帯から) (レス) id: 0ab405cf37 (このIDを非表示/違反報告)
もこもこ(プロフ) - とても感動しました！ありがとうございます！ (2012年9月30日 17時) (レス) id: 007eb1c2f3 (このIDを非表示/違反報告)
あみり - リクです★またこういう、お母さんと結心ちゃんとの小説だしてください♪お願いします☆あと、お母さんと結心と、おにいちゃんとの会話いっぱいだしてください★ (2012年9月7日 16時) (携帯から) (レス) id: 5a56ab98df (このIDを非表示/違反報告)
和夏 - いいママになってよかったです でもまだまだ医者嫌いは・・・ 続編読みたいです (2012年8月3日 19時) (レス) id: 0f66c2e80e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちさ
| 作成日時：2012年3月31日 23時
