好物と好きな人 ページ32
『質問に答えないのは１人３回まで』と言うルールが敷かれ、質問大会が始まった。
質問したり他の人の質問を聞いたりしながらドンドン過ぎて、気付けば次に質問されるのは私。
どんな質問がくるんだろう、中学時代については勘弁。
「は〜い、じゃあ次はAちゃんに！誰か質問したいヤツ居るか〜？」
「はい！俺で！」
次々に手が上がったけど、１番早かったのは犬岡。
「好きな食べ物何！？」
「ん〜・・・ガトーショコラかな。あ、アップルパイも好き」
「へー、甘いもの好きなんだ！」
頷いたけど、なんか研磨が気になる。
私がアップルパイって言った途端、ソワソワしだした気が。
「じゃあ次、俺ね」
黒尾先輩か、何だろう。
変な事だったら夜久先輩に蹴って貰おう。
「好きな人っている？」
「・・・女子ですか？」
思わず言ってしまった。
いや、だって女子会で出そうな質問じゃん。
「好きな人はいませんよ。初恋もまだです」
「意外。彼氏持ちかと」
「告ってくる男子は結構いたんですけど、従兄と幼馴染と親友の所為で理想像のハードルが一般女子よりかなり高いんです」
「・・・え、幼馴染はまだ分かるけど、親友も男なの？」
「はい。私が普通の女子からズレてるので、親友が男子になりました。趣味も合うし、一緒に居て楽しいし」
「へえ〜」
ああ、話してたらカルマに会いたくなってきた。
電話でしか話せてないもんな〜。
・・・今思ったけど、私の周りに居る男子、皆スペックヤバくない？
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一般人 - うるさいだけで文句つけに行くのは考えにくいかな。せめて、自分の席の周りで騒がれてたとか、誰かが困ってたから助けたとかならまだしも、うるさいからだけの理由はちょっと無理やりすぎる気がします。あくまで個人的に感じただけなので、あまり気にしないでください。 (2019年3月30日 0時) (
レス) id: 363d66e5a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆず x他1人 | 作成日時：2018年8月20日 23時
