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持てるかと山本先輩 ページ12

「分かった。じゃあ、続けるな」




普通の人なら自慢とも受け取れる私の発言を、当たり前の様に受け止めて、話を続ける。


すごいな、この人。








「・・・で、これが俺の。これで最後だけど、覚えられた?」


「はい、完璧に」


「流石」




またもや笑ってくれる。


う〜ん、イケメンだ。




「じゃあこれ持って行くか!結構重いけど、持てる?」




1年暗殺訓練をしていた私を舐めないで頂きたい。


これくらい楽勝だ。




「持てますね。これ、倍の量になってもいけますよ、私」


「お、マジで?じゃあこれから手伝わなくても大丈夫か?」


「はい。何回かに分けて持っていっても良いんですよね?」


「勿論。流石に女子が全部は無理だろ」




・・・イケメグだったら、持てたりして?








「おーい、お前等!休憩!」




体育館の扉を開けて夜久先輩が言うと、部員が一斉に集まってきた。




「こ、こここ、このスポドリ、どちらが作ってくれたんでしょうか・・・?」




自分のボトルを取って聞く山本先輩。


確か山本先輩のは、私が作ったっけ。




「あの、山本先輩。私が作りました。お口に合わなかったらすみません」


「合います!合います!・・・ああ、神様ありがとう・・・!」




大丈夫か、この先輩。




「和帝さん困ってるだろ!山本ヤメロ!」




で、やっぱり夜久先輩に注意されてた。

研磨と記憶→←スポドリ作りと名前



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一般人 - うるさいだけで文句つけに行くのは考えにくいかな。せめて、自分の席の周りで騒がれてたとか、誰かが困ってたから助けたとかならまだしも、うるさいからだけの理由はちょっと無理やりすぎる気がします。あくまで個人的に感じただけなので、あまり気にしないでください。 (2019年3月30日 0時) (レス) id: 363d66e5a4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆず x他1人 | 作成日時:2018年8月20日 23時

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