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夕飯の配膳や、おかわりがあるか各テーブルに聞きに行ったり、
明らかによそよそしいというか……
でも、それには同じ部屋のゴーレムが気にかけており、明日人も違和感を感じているようだった。
部屋に戻るため、ホワイエを通った時も
剛陣さんの肩を揉む一星の姿を見た。
いつの間にか隣には明日人とゴーレムがいた。
明日人「気になるよね、やっぱり」
私はこくり、と頷いた。
A「大丈夫かな、一星。」
明日人「一星のやつ、無理してるよな。」
A「うん」
岩戸「ゴス。今まで迷惑をかけたお詫びのつもりだと思うゴスけど…」
A「気にしなくてもいいのに」
．
．
ゴーレムに言われてその日1日一星のことを観察していた。
それは俺とゴーレムだけじゃなくて、
A「……」
Aも気づいていたようで、一星のことを気にしているように見えた。
表情はいつもと変わらないけど、
顔には「心配」の2文字が書いてあるように見えた。
ホワイエで剛陣先輩の肩を揉む一星をじっと見つめるA。
明日人「気になるよね、やっぱり」
そう声をかけると静かに頷いた。
初めて会ったのは永世学園との試合の日。
永世学園の試合や練習風景などのビデオを見たことはあったんだけど、
旧雷門を詳しく知らない俺にとっての第一印象は『冷たい』『何事にも興味無さそう』ということだった。
でも、チームメイトが怪我をした時に必ず駆けつけていたり、声を張り上げている姿とかを見ていると
そんなやつじゃないっていうのがよくわかった。
本当はすっげぇ優しい、良い奴なんだって。
一星を助ける時もすっげぇ頑張ってくれたし、
面倒見もいい。
だから今もこうして一星を気にかけているんだろう。
A「気にするな、とは言ったけど、やっぱり難しかったかな…」
Aはどうしよう、とまた考え込んでしまった。
明日人「一星なら大丈夫。俺に任せて」
．
．
．
明日人「一星なら大丈夫。俺に任せて」
と眩しい笑顔で言う明日人。
どこか天然で抜けている彼に少し不安を感じたけど、
そんな明日人だからこそ、
明日人なら誰の懐にもずかずかと入り込めるだろう。
A「じゃあ、お願いね。」
とだけ告げて私は部屋に戻った。
彼なら一星にこのチームの中にいることを伝えられるだろう。
．
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みい・フローラ(プロフ) - 続きが楽しみです (7月6日 20時) (
レス) @page24 id: 915eefe4dd (このIDを非表示/違反報告)
夜空(プロフ) - とっても面白いです。更新頑張って下さい。 (2022年12月13日 20時) (レス) @page24 id: 9767c8e410 (このIDを非表示/違反報告)
蒼蘭 - いっつもめっちゃ楽しみにしています！！！この作品大大大大大好きです！更新頑張ってください！ (2020年5月22日 10時) (レス) id: 25c5d307e8 (このIDを非表示/違反報告)
汐音2号機(プロフ) - 吹雪彩香さん» ありがとうございます！コメント嬉しいです！これからもぜひお付き合いください(^^) (2019年8月19日 0時) (レス) id: e21875e94a (このIDを非表示/違反報告)
汐音2号機(プロフ) - みなさん» ありがとうございます！これからもぜひお付き合いください！ (2019年8月19日 0時) (レス) id: e21875e94a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汐音 | 作成日時：2019年8月6日 0時
