編 ページ41
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完成したブラウニーの粗熱をとり、少し冷やして切ってみる。
A「(まあ、見た目はアレだが…らしくていいよな…)」
一欠片貰うと、味は悪くなかった。
A「うん、美味しい。」
そう言うと夏未はもちろん、春奈や秋まで明るい表情になった。
春奈「やりましたね！夏未さん！」
秋「来てよかったわね！」
夏未「ええ！本当にありがとう、日向さん」
と。
せっかくのオフが……と思った時も一瞬あったけど、
年に一度のこのイベント。
まあ、悪くはないかな、って思えた。
．
そして3人が帰ったあと、
ようやく私は
A「え、これ私も作らなきゃいけないやつ？」
ということに気づいた。
脳内で
「もちろんです！楽しみにしてますね！」
という言葉が春奈の声で再生された。
その後私は少し本気を出してキャラメルを作った。
亮「うわ、超綺麗じゃないか、このキャラメル」
横から兄さんに声をかけられた。
A「うん、ちょっと、ね。」
亮「サッカー部か？」
A「うん。」
単調に返事をしながらラッピングを進めた。
亮「(バレンタインにおいて、キャラメルの意味は確か “一緒にいると安心する” だったか…
ぴったりじゃないか。
本人知らないんだろうけど)」
．
そして迎えたバレンタイン当日。
部室で私はキャラメルをみんなに渡した。
A「日頃のお礼」
マネージャーたちも1人ずつ丁寧に渡していた。
マネージャーから、として3人で1つのものを渡していた。
昨日作り終わった2人が夏未を待っている間に作っていたそうだ。
春奈「はい！Aさんも！」
と、春奈にずい、と渡される。
そして、端っこの方では夏未と円堂が対峙していた。
会話は聞こえないけど！夏未が差し出した袋を受け取り、
円堂はニカッと笑っていた。
それを見た夏未の表情も柔らかくなっていた。
A「恋する乙女だ」
風丸「何言ってんだ？お前。」
一方
Aからもらったキャラメルを食べた一同はというと、
「「「ｺﾞｸﾘ……
(キャラメルのレベルが高え……！！！
ホワイトデーどうしよう…！)」」」
とキャラメルの意味を知らずに焦っていたのだった。
番外編 【女子たちのバレンタインクッキング】fin.
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内容薄すぎた…
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リオン(プロフ) - 日向ちゃんも、珠生ちゃんもどちらのお話も大好きです！！自分のペースでいいので更新していただけると嬉しいです。自分はずっと待っていますし、応援しています！！ (2021年1月1日 16時) (
レス) id: e704f87021 (このIDを非表示/違反報告)
汐音2号機(プロフ) - 吹雪彩香さん» ありがとうございます！ペースはまばらですが順番に更新していきます:) (2019年8月31日 13時) (レス) id: e21875e94a (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - 続き待ってます！ (2019年8月15日 2時) (レス) id: 2851876f67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汐音 | 作成日時：2019年7月19日 14時
