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吹雪の『エターナルブリザード』が決まったからか、
さらに士気が高まった雷門イレブン。
円堂が『ガイアブレイク』すらも止めた。
残り時間もわずか。
ここであと一点取れば私たちの勝ち。
A「『ピスケスウェーブ』」
時間が無い。あと一点とらなきゃ。
自分もちゃんと戦えてる。
A「吹雪」
さあ、ボールはくれてやる。
ちゃんと決めなさいよ。
吹雪「『エターナルブリザード』！！」
決まった。
誰もが一瞬はそう思っただろう。
胸騒ぎがした。
あの程度で終わるか？エイリア学園。
そしてこの胸騒ぎが的中した。
デザーム「『ドリルスマッシャー』！！」
これまた強烈なキーパー技が出された。
『エターナルブリザード』は決まらず、
同点のまま試合終了。
吹雪「ふざけるな！！！」
消えていくイプシロンに掴みかかろうとする吹雪。
それを円堂が押さえつけた。
A「……大丈夫？」
どこか様子のおかしい吹雪に声をかけた。
吹雪「なんでもないよ、もう一点が取れなくてごめんね。」
そう言って立ち去った。
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風丸「勝てなかった…これだけ頑張ったのに…」
隣に座っている風丸がぽつりと呟いた。
円堂「何言ってんだよ。俺たち奴らと引き分けたんだぜ。」
A「まぁ、この前は完膚なきまでにやられたしね。大丈夫。風丸は強くなってるよ。みんなも。」
素直にそう言うと、
「「「……」」」
みんな驚いた顔してこっちを見ている。
A「え、何。」
塔子「なんだろう、Aに言われるとめちゃくちゃ嬉しい……！」
と。
周りで首がもげるんじゃないかと思うくらい頷くやつら。
A「なんだ、そんなことか。当たり前でしょ。ここ数日、あんだけしごかれてたんだから。」
そう言うと
風丸「A…！」
風丸は私の頭をぐしゃぐしゃとタオルで覆った。
鬼道「答えはシンプルさ。互角に戦えるなら勝利の確率は50%。相手から1%を奪い取れば勝てる。」
瞳子「勝つまでには至らなかったけど、一歩前進。でも気を緩めないで。」
円堂「よーし、次は勝つぞぉ！！！」
「「「おお！！！！！」」」
こっちの面々はなんの心配もない。
1番心配なのな吹雪だ。
この先とんでもない壁にぶち当たる気がする。
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リオン(プロフ) - 日向ちゃんも、珠生ちゃんもどちらのお話も大好きです！！自分のペースでいいので更新していただけると嬉しいです。自分はずっと待っていますし、応援しています！！ (2021年1月1日 16時) (
レス) id: e704f87021 (このIDを非表示/違反報告)
汐音2号機(プロフ) - 吹雪彩香さん» ありがとうございます！ペースはまばらですが順番に更新していきます:) (2019年8月31日 13時) (レス) id: e21875e94a (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - 続き待ってます！ (2019年8月15日 2時) (レス) id: 2851876f67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汐音 | 作成日時：2019年7月19日 14時
