５ ページ6
.
まあ、ここから先野坂がターゲットとされるだろう。
明日人が敵からボールを奪えず、
敵は一星にボールを渡した。
そう、渡したのだ。
そして
一星「野坂さん！」
野坂に渡した。
一斉にウズベキスタンの選手たちが野坂を襲う。
しかし野坂はいとも簡単に全てかわしてしまうのだ。
それもそうだろう。
野坂「前半の試合を移動中に中継で見ていた。
そして合流してからAさんにも聞いてね。
君たちのやり方は把握している。
やっていることがわかっていてかかるわけないさ。」
そう、勝美には野坂に試合を見せるように頼み、
合流して野坂にキャプテンマークを渡した時、
あの時に奴らのやり方とか前半でわかったこと全てを伝えておいたのだ。
その後も相手の野坂に対する猛攻は止まらない。
しかし野坂はまるで相手の全ての選手の動きがわかっているかのように華麗にかわす。
A「(ほんとに復帰したばかりかよ、本調子じゃないか。)」
そして野坂はそのまま自分でゴールまで持ち込み、
野坂「『月光丸・燕返し』！！」
新しい必殺技を放った。
相手のGKも『忘却のソナタ』で対抗したが、勝ったのは野坂のシュート。
さあ、２−２。
同点まで追いついたぞ。
．
しかしその後
A「んにゃろ…」
卑怯極まりないラフプレーが始まった。
転ばされたり、強烈なタックルをかまされたり。
これで卑怯と取らない審判もどうかしてるけど。
野坂「仕掛けてきたか」
A「うん」
まあ、これについても対策はしてある。
A「灰崎」
灰崎にボールを渡す。
すると灰崎は４人に囲まれた。
いや、違う。
明日人「危ない！」
そう、別方向からもう一人猛スピードで突進してきていたのだ。
灰崎はうまくかわしたが、
A「どう見てもあれ反則でしょ」
危険すぎる行動をのうのうと見逃す審判。
野坂の合図がないから勝手に動けないけど、
むしゃくしゃする。
やけにボールをもたせてくれると思ったら違った。
私を狙うためだったようで、
四人に囲まれて逃げ場がなくなっていたその時
ヒロト「A！左だ！」
A「！！」
ヒロトが言ってくれたけど遅かった。
５人目が突進してきたことに気がつかなかった。
吹っ飛ばされた先、顔面から落ちてしまった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 143人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「イナズマイレブン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：汐音 | 作成日時：2019年7月11日 0時
