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葉菜子「そのあと先輩から『頑張ってるハナの気持ちにも気づいていた。気づけば俺もお前のことを尊敬して追いかけてて、いつの間にか好きになってた』って言われたけど、
あの先輩は好きとかじゃなくて、ただの憧れであって。それ以上ではないって思って。
やっぱり自分には惣ちゃんがいなきゃいけない、って思ってフッたの。
それで2年の夏大会のあと、私から惣ちゃんに告白した。」
A「……いい話なのかな、わかんないけど。」
葉菜子「あんたもきっと好きな男の子が出来たらわかるよ。」
A「…私わかんないんだけどさ、好きな人ってどんな人なの？」
葉菜子「ん〜、私の場合は『その人のために頑張りたい』って思ってたな…今でもそうだけど。
くれた気持ちには倍の気持ちを返したい。
そう思ってた。」
A「その人のために…」
くれた気持ちには倍の気持ちを…
葉菜子「そう。
あと、ずっと一緒にいたい、離れた先を考えられなかった…誰かと一緒にいる惣ちゃんを考えたくなくて…ちょっと重いかもしれないけど、笑笑」
A「……なるほど。」
『その人のために頑張りたい』
これについては私の中にも同じ気持ちがある。
葉菜子「……なに、心当たりのある男の子でもいるの？」
と、ニヨニヨと笑っている姉。
自分の中でもぼんやりとは出ていた。
一番一緒にいる時間が長いのも
いつの間にか一緒にいるのが当たり前になりつつあるのも
居心地がいいのも
心当たりがあった。
でもそれを今後のしがらみにしたくないから、
確信ではないから、
あと、私にはまだ彼との関係を変える勇気がないから
A「……わかんない。」
今はまだしまっておくことにした。
……今のこの状況でそんなこと言えないし。
葉菜子「ふふ、また聞かせてね。」
A「……うん。」
純さんに少女漫画借りよう、と思ってメールを入れておいた。
いつの間にか姉のお酒のペースも遅くなってて
葉菜子「ん、美味い」
A「我ながら上出来かも。」
結局おつまみだけ夕飯の代わりに食べた。
そしてその後
『ハナは生きてる？俺は死にそう』
と惣ちゃんからメールが来てた。
閑話【ハナちゃんの恋バナ】
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＊＊＊＊＊＊＊＊＊
こ、これは閑話なのか……？
やばい〜！スランプかも〜！話が繋がらない〜！
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mmk(プロフ) - 初めてダイヤのAの作品を読んだのですが、これを読んで本当によかったです…！！すごく物語が好み…！！これからも大変かと思いますが、応援してます(*^^*) (2022年3月30日 0時) (
レス) @page28 id: 69fa947196 (このIDを非表示/違反報告)
汐音2号機(プロフ) - もものはなさん» んんん！コメントありがとうございます！！これからもどんどん供給という名の自己満投稿させていただきますので何卒お付き合い頂けると幸いです！^^またリクエストとかあればお気軽に◎ (2021年9月29日 20時) (レス) id: e21875e94a (このIDを非表示/違反報告)
もものはな(プロフ) - すごい好きです…。最近、ダイヤのAの夢小説自体が少なくなってるので供給がありがたい…。お話も楽しく読ませてもらってます！ (2021年9月21日 21時) (レス) id: 929ccbe8dd (このIDを非表示/違反報告)
汐音2号機(プロフ) - ゆにさん» コメントありがとうございます！ご期待に添えていた様で感激です！これからもお楽しみいただけるよう尽力しますので、何卒よろしくお願いします^^ (2021年5月26日 17時) (レス) id: e21875e94a (このIDを非表示/違反報告)
ゆに(プロフ) - はじめまして！こういう小説を待ってました！とても楽しく読ませて頂いてます！これからも色々と大変だと思いますが、頑張ってください♪陰ながら応援させていただきます！ (2021年5月26日 14時) (レス) id: 0f940b47cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汐音2号機 | 作成日時：2021年5月13日 18時
