204．控えの意地 ページ24
．
攻守交代してBチームの攻撃に入った。
先発は降谷。
あの豪速球にもかかわらず、
A「すごい…」
一番の木島はついていってる。
なんか、どんどん亮さんの打ち方に似てきたなあ。
木島は同じポジションの亮さんの事をすごく尊敬している。
春市くん同様、ずっと亮さんの背中を追いかけてきていた。
亮さんと同じようにしつこく粘り、
木島「しゃあ！！！」
フォアボールを選び木島の粘り勝ち。
続く関も沢村に負けない絶妙なバントで木島を二塁へ送る。
その後の小野は初球で降谷が縦スラを見せたけど続かずフォアボール。
反対側のベンチで沢村がすごく嬉しそうに騒いでいた。
そして4番山口。
山口は持ち前の力で初球からセンターへ運んだ。
A「はは、すごいや……」
"俺たちはまだ試合に出ることをこれっぽっちも諦めていない"
"まだ
控えの選手の意地と底力が目に見えた。
木島がホームに戻り、Bチームが先制した。
その後も降谷はバックに助けられながらスリーアウト。
2回表に入った。
最初に打席に立ったのは御幸。
高めに浮いた球を見逃さずに左中間へ運んだ。
続くゾノはレフトに運ぶ。
でも、
A「なんかランナーいても落ち着くようになったなあ」
ランナー背負ってテンパることがなくなった。
多分前の試合で完投できたのが余程の自信になったんだろう。
その後、沢村はテンパることなく後続を断ち切り、この回も無失点に抑えた。
沢村のことだし、前の試合で完投できたからって調子のることも懸念されたけど
そんなことはなくちゃんと地に足がついている。
そんな2回表の様子を見ていた落合コーチが
落合「高めに浮いた甘いボール多くねーか？
徹底的にチェンジアップ狙っていけよ」
と声を出した。
落合「こんなわかりやすい弱点攻めきれないようじゃ
甲子園で勝ちきれねぇぞ！」
士気高揚として言ってるのだろうが
A「(幼稚すぎない？やり方。)」
指揮を執る人にもやり方がある。
でも立つことも無くベンチに座ったまま急に声を出して
A「……。」
そんなふうに言われても私としては説得力ないですけど。
．
．
御幸「Aの顔どうした？(ｺｿｯ)」
倉持「耐えてんだ、突っ込むな。」
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mmk(プロフ) - 初めてダイヤのAの作品を読んだのですが、これを読んで本当によかったです…！！すごく物語が好み…！！これからも大変かと思いますが、応援してます(*^^*) (2022年3月30日 0時) (
レス) @page28 id: 69fa947196 (このIDを非表示/違反報告)
汐音2号機(プロフ) - もものはなさん» んんん！コメントありがとうございます！！これからもどんどん供給という名の自己満投稿させていただきますので何卒お付き合い頂けると幸いです！^^またリクエストとかあればお気軽に◎ (2021年9月29日 20時) (レス) id: e21875e94a (このIDを非表示/違反報告)
もものはな(プロフ) - すごい好きです…。最近、ダイヤのAの夢小説自体が少なくなってるので供給がありがたい…。お話も楽しく読ませてもらってます！ (2021年9月21日 21時) (レス) id: 929ccbe8dd (このIDを非表示/違反報告)
汐音2号機(プロフ) - ゆにさん» コメントありがとうございます！ご期待に添えていた様で感激です！これからもお楽しみいただけるよう尽力しますので、何卒よろしくお願いします^^ (2021年5月26日 17時) (レス) id: e21875e94a (このIDを非表示/違反報告)
ゆに(プロフ) - はじめまして！こういう小説を待ってました！とても楽しく読ませて頂いてます！これからも色々と大変だと思いますが、頑張ってください♪陰ながら応援させていただきます！ (2021年5月26日 14時) (レス) id: 0f940b47cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：汐音2号機 | 作成日時：2021年5月13日 18時
