拝啓ドッペルゲンガー ページ18
あれ？私、今何してたんだろ。
そこにいるのは………私？
貴方「君は誰？」
「今は私が五月雨Aだよ。あんた今、意識ないでしょ」
貴方「君が今は主導権を握ってる…ってこと？」
「そうゆうこと。飲み込み早いじゃん」
貴方「まあ、正直何が何だかわかってないけど。君は、誰なの？五月雨Aは私だよね？」
「え、何言ってるの？もしかして自分の名前も忘れちゃったとか言わないでね。貴方は"五月雨"じゃないでしょ」
すると目の前の私はてくてくとこちらに歩いてくる。そして顔が当たるくらいの距離まで近づいてきて言った。
「私は貴方。貴方は私。私はもう１人の貴方なの。だから貴方のことは全部お見通し(ｸｽｯ」
貴方「やめて!!!もうそれ以上何も言わないで!!!」
「あら、怖い怖いwww」
急に頭が痛くなってきた。
嫌だ、思い出したくない。あんな記憶今すぐ消し去りたい！
「私は貴方だけど貴方じゃない。その違いはこれを見れば一目瞭然！じゃーん！どう、綺麗でしょ？」
左目を見開いたもう１人の私。そこには父さんから貰った指輪にはめてある宝石と同じ紫色の目があった。
「私はサッカー得意だよ？貴方と違ってね」
貴方「私と違って…」
「うん！今も私が貴方の代わりに点を入れたしね。きっと雷門の皆も貴方より私の方を必要としてくれているんじゃないの？」
貴方「私は……必要とされてない…の？」
「そうだよ、私みたいに強くないと。きっと皆も迷惑してるよ」
貴方「そんなこと……そんなこと無いよ。確かに私はサッカー下手っぴだけどそんな私を皆認めてくれている。下手な事をわかった上で接してくれているもん」
「ちっ、その強気もいつまで持つのかな。まあ、点を入れたいときは私を呼びな？いつでも決めてあげるから」
そして私が目を開けると春奈の顔がすぐ目の前に！
貴方「なっ……春奈！近い近い」
春奈「Aさん、目が覚めましたか！良かった〜」
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音西旱(プロフ) - さくらのんさん» ご指摘、ありがとうございます！ (2019年5月25日 18時) (
レス) id: 8fa3c0c316 (このIDを非表示/違反報告)
さくらのん - 夏未の美になってます。正しくは未です。 (2019年5月23日 14時) (レス) id: b3615493df (このIDを非表示/違反報告)
音西旱(プロフ) - Sakuyaさん» コメントありがとうございます！その少しの木持だけでもやる気が沸いてきます！頑張ります♪ (2019年4月7日 7時) (レス) id: 8fa3c0c316 (このIDを非表示/違反報告)
Sakuya(プロフ) - とっても面白かったです！続きが気になります！！ (2019年4月6日 21時) (レス) id: 689878ceda (このIDを非表示/違反報告)
音西旱(プロフ) - かなとさん» すみません、気付きませんでした。ご指摘ありがとうございます。 (2019年3月18日 20時) (レス) id: 8fa3c0c316 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音西旱 | 作成日時：2019年3月18日 20時
