51 ページ15
気を失っていたのは20分にも満たない時間だったらしい。
ソファの上で目を覚ました俺に、ついてくれていたマネージャーと高木が教えてくれた。
結局外では我慢しきれなかったのかパラパラと雨が降り出し、出航できずに明日の天気にかけることになった。スタッフさんが天気予報を流すTVに齧り付いている。どうやら五分五分の勝負らしい。
軽い食事を摂ったあと、ホテルにみんなで戻ってきて、高木が部屋まで付き添ってくれた。
ドアの前でぴたりと立ち止まると、
「じゃあ、ゆっくり休んで」
眉を下げて微笑んだ。
…俺の勝負も五分五分だな。
それでも言葉にせずにはいられない。
「たかき、お願いが、あるんだけど…
一緒に、寝て…
1人じゃ、眠れなくて」
261人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まや(プロフ) - 華月さん» 華月様、こちらまで読んでいただいて、しかも嬉しいお言葉までありがとうございます( ;∀;)私こそ華月様の作品をとても楽しみにしています!ありがとうございます! (2018年7月1日 0時) (レス) id: c0ede336e0 (このIDを非表示/違反報告)
華月(プロフ) - 素敵なお話、ありがとうございました。これからも応援しています! (2018年6月30日 23時) (レス) id: 5b1682a831 (このIDを非表示/違反報告)
華月(プロフ) - こちらも拝読いたしました!伊野尾エンドも勿論素敵でしたが、こちらもとっても素敵で感動しました…。それぞれの心情だったり、描写が綺麗で素晴らしいお話でした。高木くんの優しさがリアルでとても素敵でした!こんな素晴らしいお話を書けるまや様尊敬です(感涙) (2018年6月30日 23時) (レス) id: 5b1682a831 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - Shee.さん» 尊敬する作者様にそう言っていただけて嬉しいです(;ω;)またぜひよろしくお願いします(*^^*) (2018年6月3日 23時) (レス) id: c0ede336e0 (このIDを非表示/違反報告)
まや(プロフ) - なつめさん» なつめさん、勝手にお名前書いてすみません(>_<)こちらこそ、書く機会をいただいてありがとうございました! (2018年6月3日 22時) (レス) id: c0ede336e0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まや | 作成日時:2018年5月24日 18時